第二次世界大戦の戦意高揚映画として撮影され、戦争の荒波に巻き込まれながら気丈に生きていくミニヴァー夫人とその一家の人々の姿を感動的に描き、アカデミー作品賞、監督賞、主演女優賞など6部門を受賞した名作。 1939年のロンドン郊外。明るく美しいミニヴァー夫人は、建築技師の夫と3人の子供たちと幸福な日々を送っていた。しかし、第2次世界大戦にイギリスが参戦し、長男ヴィンや使用人が出征、残されたミニヴァー夫人たちにも戦火が…。

ライアン・ビンガムは解雇宣告人として一年中出張のために全米中を飛行機で飛びまわっていた。彼の目標はマイレージを1000万マイル貯め、飛行機に自分の名前を残し、フィンチ機長と面会することだった。だがライアンが本社に戻ったある日、新入社員のナタリーが現地出張を廃止してネット上で解雇宣告を行うシステムを提案するがライアンはそれに反対しナタリーと衝突する。上司のクレイグは、ライアンにナタリーの教育係を命じ、実際に解雇宣告を経験してもらうために二人で出張させる。

ジョン・W・キャンベル・Jrの『影が行く』を基にハワード・ホークスが製作した50年代SF映画の代表傑作。アラスカの観測基地を舞台に、発掘された氷塊の中から出現した吸血異星人と戦う軍人・科学者たち。ダイナミックな演出でクライマックスまで一気に見せる。 1982年には、ジョン・カーペンター監督によりリメイク作品の『遊星からの物体X』が製作された。

日本が津軽海峡を挟んで分割占領された戦後世界。 1996年、北海道は「ユニオン」に占領され、「蝦夷」と名前を変えていた。「ユニオンの塔」と呼ばれる塔を建設し、その存在はアメリカとユニオンの間に軍事的緊張をもたらしていた。青森に住む中学3年生の藤沢浩紀と白川拓也は、飛行機を自力で組立て、そこまで飛ぶことを夢見ていた。また2人は同級生の沢渡佐由理に恋心を抱いており、いつの日にか自分たちの飛行機で、佐由理を塔まで連れて行くことを約束する。しかし、佐由理は何の連絡も無いまま姿を消し、浩紀は東京、拓也は地元の高校へ進学し、彼女が消えた喪失感を埋め合わせるように日々を送る生活が続いた。

外交官の夫からバンコクに招かれた若妻エマニエルが、その開放的な異国情緒にほだされて性の真理を探ろうとする様子を描き、本国フランスはもとより日本でも大ヒットを記録したソフトコア・ポルノ