秘密のパンダ村を訪れたポーとその父親。ポーはできそこないのパンダたちを寄せ集めて何とか軍隊を組み、中国全土を脅かす悪霊に立ち向かう。

元朝末期の1366年。圧政を強いる朝廷に対し、朱元璋をリーダーとする抵抗運動が広がりつつあった。だが朝廷に仕える河南省の権力者リーは、朱一派内の裏切者から抵抗運動の機密文書を手に入れる事になっていた。これが朝廷に渡れば朱元璋たちの目論見は水泡と帰す。文書の受渡し場所にほど近い宿“迎春閣”にはワン姐をはじめ、文書奪還を狙う勇士たちが集う。やがてリーと妹は“迎春閣”に到着。かくして文書をめぐって、リー一行とワン姐たちの戦いが始まるのだった。

清朝5代皇帝の雍正帝は、政敵たちを一掃するため、精鋭の暗殺部隊“血滴子”をひそかに結成。必殺の武器・空飛ぶギロチンを自在に操る彼らは、人々に恐れられることに。幼なじみの義兄弟のうち、冷は“血滴子”の一員、一方、海都は皇太子のおそばで育ち、やがて鉄砲隊のリーダーへと成長。天狼率いる遊牧民たちが清朝に反旗を翻したのを受けて、海都も、冷ら“血滴子”の仲間とともに討伐隊に加わり、遊牧民たちのあとを追う。