香港最大の暴力団の会長選挙を背景に、トップを狙う男達の仁義なき戦いを描いたジョニー・トー監督の犯罪群像劇。2年に一度行われる香港最大のマフィア「和連勝会」の会長選挙戦。冷静沈着なロク(サイモン・ヤム)が次期会長に選ばれるが、組の稼ぎ頭で、選挙に敗れたディー(レオン・カーフェイ)との間で、会長だけが手にすることが出来るという「竜頭棍」の争奪戦が始まる。出演は「愛人/ラマン」レオン・カーフェイ、「PTU」のサイモン・ヤムら。

1933年、大恐慌がピークに達した米国各地で、仲間たちと銀行強盗などの事件を次々と起こし続けるデリンジャー。銀行嫌いの国民から応援されつつも、FBIのフーバー長官は彼を“社会の敵(パブリック・エネミー)No.1”とし、敏腕捜査官パーヴィスをFBIシカゴ支局長に就任させ、デリンジャー逮捕をめざす。一方、デリンジャーは町で出会った女性ビリーに魅了され、彼の強引なまでの口説きっぷりに彼女もまた彼に惹かれていく。

三池崇史監督、哀川翔、竹内力主演で製作された驚愕のバイオレンスアクション映画。歌舞伎町で一般人をも巻き込む中国マフィアとヤクザの抗争が発生。そして現金輸送車が謎の組織に襲撃され、金を強奪されるという事件も発生する。二つの事件に何か共通するものを感じた刑事、城島は徹底的に捜査を始める。やがて捜査線上に一人の男が浮かび上がってきた。中国残留孤児3世の龍である。ある日、城島の部下、井上が龍のグループと銃撃戦の末、龍の弟を射殺して殉職。復讐心に燃える龍は自分らを追う城島の妻と娘を本人の目の前で自動車ごと爆破し、殺してしまう。家族を失った城島もまた、復讐に奔走する。彼は警察を辞め、龍たちの元へ自ら向かってゆくのだった。城島と龍の死闘はありとあらゆる全てを覆して、驚天動地の衝撃の結末を迎えることになる。

1918年、ニューヨーク。アルフォンス・カポーニは強盗の現場を目撃。警察に通報し、逮捕に来た警察にわざとつかまりギャングのボス、フランキー・エールの注意を惹いた。エールの部下になった彼は名前をアメリカ風にアル・カポーンと変えた...。