アメリカ西部の原野、ハンターのヒュー・グラスは狩猟の最中に熊の襲撃を受けて瀕死の重傷を負うが、同行していた仲間のジョン・フィッツジェラルドに置き去りにされてしまう。かろうじて死のふちから生還したグラスは、自分を見捨てたフィッツジェラルドにリベンジを果たすべく、大自然の猛威に立ち向かいながらおよそ300キロに及ぶ過酷な道のりを突き進んでいく。

幼い頃、覆面の強盗団に家族を皆殺しにされた主人公は復讐に向けひたすら射撃の腕を磨く。15年後、同じ標的を狙う男と出会い旅に出る。リー・ヴァン・クリーフ主演による傑作マカロニ・ウエスタン。

1880年代アメリカ南西部。大農場主マットには、先妻との間に生まれた3人の息子と、現在の妻と間に生まれた子がいた。そんな彼らが骨肉の争いを繰り広げる。社会派エドワード・ドミトリク監督によるヒューマン・ドラマ。

銀行を襲ったクレメンズ三兄弟は、逃亡用の馬を盗むために、町外れの牧場に向う。兄弟は、地主のクローデルを殺し、その妻ハニー(ラクエル・ウェルチ)をレイプし、家に火をつけて、去った。何もかも失った彼女は復讐を誓い、賞金稼ぎのプライスから射撃を習い、2人はクレメンズたちを追い詰めて行くが...

腕利きの連邦保安官ケーヒルには2人の息子がいたが、こともあろうに2人は銀行強盗の一味に加わろうとしていた。職務に忠実なあまり家庭を顧みない男の人生を綴った、家族愛の物語。

西部史に名高い“ビリー・ザ・キッド”の内面に迫った異色のウェスタン。恩人を殺されたビリーは、牧童の仕事を捨て、復讐のために拳銃を手にする。やがて彼は仇を討つが、拳銃を手放すことはしなかった。そしてそれは、彼を破滅の道へと導いていく……。史実を大胆に脚色し、P・ニューマンがビリーをニューロティックに演じる。