小さい頃から空想の世界が一番の遊び場だったアメリ。22歳になった今でも、モンマルトルのカフェで働き、周りの人々を観察しては想像力を膨らませて楽しんでいた。そして、あることをきっかけに、他の人を幸せにすることに喜びを見出したアメリ。他人の人生にこっそりおジャマしてはたのしい悪戯を仕掛け、人知れずお節介を焼いて回るのだった。そんなアメリも自分の幸せにはまったく無頓着。ある日、不思議な青年ニノに出会ったアメリはたちまち恋に落ちてしまうのだったが、アメリは自分の気持ちを素直にうち明けることが出来ない……。

ハンナ、ホリー、リーの芸術家三姉妹と、二人の男性の恋愛関係を絡めながら、“人生のほろ苦さ”を描いた感動作。シニカルなのにコミカルで、でもその視点は終始温かいというアレンならではの作品。

監督はジョシュ・ゴードン&ウィル・スペック、出演はジェニファー・アニストン、ジェイソン・ベイトマン。子どもを望むアラフォー女性をめぐるハートフル・ラブコメディ。ニューヨークで働いてきたキャリアウーマンのアラフォー女性キャシー。彼女は、親友のウォーリーが反対するも人工授精で子どもを持つことを決める。ウォーリーはパーティーで酔ってしまい、誤ってドナーの精子をダメにしてしまったためやむなく自分のモノと交換する。7年後、息子のセバスチャンを連れて戻ってきたキャシーに会ったウォーリーは、自身にそっくりなセバスチャンを見て動揺してしまう…。