「突然の恐怖」のジョーン・クローフォードが主演する1954年作色彩(トルカラー)西部劇。ロイ・チャンスラーの小説を「魔術の恋」のフィリップ・ヨーダンが脚色し、新人ニコラス・レイが監督した。撮影は「女性よ永遠に」のハリー・ストラドリング、音楽は「テキサス街道」のヴィクター・ヤングである。共演者は「アスファルト・ジャングル」のスターリング・ヘイドン、マーセデス・マッケインブリッジ(“All the King's Menでアカデミー助演賞受賞)、「夜歩く男」のスコット・ブラディ、「素晴らしき哉、人生!」のワード・ボンド、ベン・クーパーなどである。
南北戦争末期、無法の街リオ・ロボ。金塊輸送列車を護衛していた北軍のマクナリー大佐は、南軍のコルドナ大尉率いるゲリラに襲われて……。『リオ・ブラボー』『エル・ドラド』と合わせて、テキサス3部作と呼ばれる傑作のひとつ。