両親の離婚により伯母夫婦によって育てられたジョン。ジョンは厳しくも我が子同然に愛情を注いでくれる伯母と、複雑な事情で手放したものの息子を気遣い音楽への興味を誘ってくれた実母の間で葛藤する。二人の母の愛に支えられながら、音楽に自分の道を見出していく若き日のジョン・レノンの姿を描く。

現代社会で奮闘する5人の女性の夢や恋、挫折、拾った子猫との関係を女性監督チョン・ジェウンが瑞々しく描いて国内外で高い評価を受けた長編デビュー作。2001年韓国女性が選ぶ最高の韓国映画第1位に選ばれ、製作から20年以上経った現在も根強い人気を誇る、すべての映画ファン必見の傑作。第6回釜山国際映画祭で最優秀アジア新人作家賞部門スペシャル・メンション、第22回正隆昌新人女優賞(イ・ヨウォン)、第38回百想芸術大賞最優秀女優賞(ペ・ドゥナ)、新人女優賞(イ・ヨウォン)など数多くの映画賞を受賞した。 インチョンの女子商業高校を卒業して社会に出た5人の親友テヒ、ヘジュ、ジヨン、双子のピリュとオンジュ。学歴社会の韓国で、それぞれ仕事と家族に関する悩みや問題を抱えながら懸命に生き、20歳を過ぎても連絡を取り合ってきた5人。だが、時とともにその友情関係は少しずつ変化し、微妙な溝が生じはじめていた。そんなある日、5人で朝まで飲み明かした翌朝、祖父母と暮らしていたジヨンの住んでいた古い住居が倒壊して祖父母が死亡し、ジヨンは殺害を疑われて少年院に入れられてしまう。テヒはジヨンから預かった飼い猫ティティと共にジヨンの出所を待つのだった…。

1936年、タチアナ(リタ・ポールブールド)はモスクワのボリショイ劇場のプリマドンナの選考に漏れるものの審査員のボリス(ジョルジュ・ドン)の目に留まり、後に彼と結婚する。1937年パリ、人気のキャバレー“フォリー・ベルジェール”のバイオリニストのアンヌ(ニコール・ガルシア)は、やがてピアニストのシモン(ロベール・オッセン)と結ばれるが……。

「ドリームガールズ」でアカデミー助演女優賞受賞し、歌手としても第51回グラミー賞を受賞したジェニファー・ハドソンが、ソウルの女王アレサ・フランクリンの半生を演じた伝記ドラマ。少女の頃から、その抜群の歌唱力で天才と称されたアレサは、ショービズ界でスターとしての成功を収めた。しかし、彼女の成功の裏には、尊敬する父、愛する夫からの束縛や裏切りがあった。すべてを捨て、彼女自身の力で生きていく覚悟を決めたアレサの魂の叫びを込めた圧倒的な歌声が、世界中を歓喜と興奮で包み込んでいく。アレサ本人から生前に指名されたハドソンがアレサ役を演じるほか、フォレスト・ウィテカー、マーロン・ウェイアンズ、メアリー・J・ブライジらが顔をそろえる。