1969年、自らを“ゾディアック”と名乗る男による殺人が頻発し、ゾディアックは事件の詳細を書いた手紙を新聞社に送りつけてくる。手紙を受け取ったサンフランシスコ・クロニクル紙の記者ポール(ロバート・ダウニーJr)、同僚の風刺漫画家ロバート(ジェイク・ギレンホール)は事件に並々ならぬ関心を寄せるが……。<アメリカ犯罪史上最も危うい連続殺人鬼と言われる“ゾディアック・キラー”を題材にした話題作。ゾディアックに関わり、人生を狂わされた4人の男たちの姿を描く。監督は『セブン』のデビッド・フィンチャー。『ブロークバック・マウンテン』のジェイク・ギレンホールが、事件の謎を追い続ける風刺漫画家を演じる。徹底したリサーチを基に練り上げられたサスペンスとしても、4人の男たちの生き様をリアルにつづった人間ドラマとしても楽しめる。>
探偵フィリップ・マーロウがメキシコへと送った友人が自殺した。彼には妻殺しの容疑がかけられていた。一方、別件で行方不明の作家を探し出したマーロウは、彼が死んだ友人夫妻の知り合いだという事を知る。やがて、友人が持ち逃げした金を返せとギャングが現れる…。
ニューヨークに現れたドンファンと名乗る青年。彼は、精神科医を相手に1500人に及ぶ女性たちとの愛の遍歴を語り始め……。ジョニー・デップ主演でおくるファンタジーの傑作。
日本に社交ダンス・ブームを巻き起こした周防正行監督による大ヒット映画のハリウッド・リメイク版。主演にリチャード・ギアを迎え、日本版に忠実に、丁寧に描かれている。日米におけるダンスに関する感覚のズレも楽しみたい。
1879年に発表された、ヘンリー・ジェイムズの小説”Daisy Miller”を基に製作された作品。 奔放で美しく魅力的な女性に翻弄される男性の思惑を描く、製作、監督ピーター・ボグダノヴィッチ、主演シビル・シェパード、バリー・ブラウン、クロリス・リーチマン、ミルドレッド・ナトウィック、アイリーン・ブレナン他共演のドラマ
私立探偵フィリップ・マーロウのもとに、美しい女性編集者がやってきた。失踪した雑誌社の社長夫人を探して欲しいと言うのだが……。マーロウの視点がカメラ、という手法が全編に渡ってとられた実験的な作品。
カンサスから来た娘、オーファメイ(S・ファレル)から失踪した兄を探してほしいと依頼された私立探偵マーロウ(J・ガーナー)。兄が住んでいたアパートを訪ねるが部屋にいたのは別人で、さらに管理人は首をアイスピックで刺されて殺されていた。あるホテルに呼び出されたマーロウはそこでサングラスで顔を隠した女に襲撃され、彼を呼び出したチンピラの男もアイスピックで殺されていた。現場でカメラ店の引換券を見つけたマーロウは、現像された写真に暗黒街の顔役スティールグレーブ(H・M・ワイナント)と人気女優メイビス(G・ハニカット)がプールサイドで愛し合っている姿が撮影されていた。メイビスの家の訪ねたマーロウは、スティールグレーブが差し向けた殺し屋(B・リー)に、この件から手を引けと脅される…