東京で働く小山はるか(奈緒)は、デパートに展示されていた大皿に魅せられ、備前焼の存在を知る。その日を境に備前焼のことが頭から離れなくなってしまった彼女は、岡山県の備前市に大皿の作者・修(平山浩行)を訪ね、弟子入りを志願する。修は相手にしなかったが、人間国宝の陶人(笹野高史)の助けで、はるかは修業見習いになる。