禁酒法時代の米バージニア州を舞台に、密造酒ビジネスで名を馳せた実在の伝説的アウトロー3兄弟と悪徳取締官の壮絶な抗争を、シャイア・ラブーフ、トム・ハーディ、ガイ・ピアースら個性派キャストの共演で描いた犯罪ドラマ。監督は「ザ・ロード」のジョン・ヒルコート。1931年、バージニア州フランクリン。そこは、禁酒法時代にあって、酒の密造がもっとも盛んな街のひとつ。そんな無法の街で密造酒ビジネスを手がけるのが、ハワードとフォレストのボンデュラント兄弟。2人の弟で末っ子のジャックは、自分も早く大きな商売をしたいと野心を燃やしていた。そんな中、新たな取締官レイクスがフランクリンに赴任する。彼は着任早々、密造酒業者に対して高額な賄賂を要求していくのだったが...。

犯罪組織のボス、ルーファス・バックが赦免されたと聞き、かつてのギャング団を再結成したナット・ラブ。ならず者たちの命がけのリベンジがいま幕を開ける。

ニューヨーク州北部。5年前に事故で兄ロニーを亡くした青年フィリップは、ケガを負って母シャーリーンが暮らす実家に戻っていた。そこへ、生前ロニーの恋人だったメリッサが、妊娠した姿で現れる。フィリップたちの脳裏に家族を失った悲しみが蘇る中、彼女の口から飛び出したのは、お腹の子の父親がロニーだという衝撃の発言。