ごく平凡な人生を送っていた男オ・デスは、意識を取り戻すと、狭い監禁部屋にいた。その後15年間、理由も分からないまま監禁され続け突然解放される。いったい誰が!?何の目的で!?若い女性ミドの助けを借りて復讐を誓うデスのもとに現れた謎の男ウジン。彼はデスに5日間で監禁の理由を解き明かせと、お互いの命を賭けた「ゲーム」をもちかける。そこには想像を絶する、恐るべき策略がめぐらされていた…。

ロサンジェルスで保険の調査員をしていたレナード。ある日、何者かが家に侵入し、妻がレイプされたうえ殺害されてしまう。その光景を目撃してしまったレナードはショックで前向性健忘となってしまう。彼は記憶を消さないためポラロイドにメモを書き、体にタトゥーを刻みながら犯人の手掛かりを追っていく……。 前向性健忘(発症以前の記憶はあるものの、それ以降は数分前の出来事さえ忘れてしまう症状)という記憶障害に見舞われた男が、最愛の妻を殺した犯人を追う異色サスペンス。

独裁国家となった未来のイギリス。TV局で働くイヴィーは外出禁止時間帯の夜に秘密警察に見つかり、絶体絶命の危機に見舞われたところを、"V"とだけ名乗る仮面の男に命を救われる。しかし、"V"と名乗るその男は、国家を相手にひとりテロ活動を続け、クラシック音楽の調べにあわせて街を爆破、TV局を不法占拠し、政府要人を暗殺していく、正体不明、経歴不詳、善か悪かの判別不能の男だった。1605年に国王の圧制に反発し国家転覆を図り失敗に終わったガイ・フォークスにならって、イギリスの反逆精神の象徴となったその日、11月5日-ガイ・フォークス・デイ-に、国民の決起を呼びかける"V"。正義か、犯罪か。"V"とは一体何者なのか?"V"と出会い、自分自身についての真実をも知るようになったイヴィーは、図らずも"V"の協力者となり、自由と正義を取り戻す革命のために立ち上がったー。

ザ・ブライドは結婚式を襲撃した4人の殺し屋の内、オーレン石井とヴァニータ・グリーンに復讐を果たした。残った2人、ビルの弟で現在は酒場の用心棒として働いているバドと、ビルの現在の愛人であるエル・ドライヴァー、そして結婚式襲撃の首謀者と思われるビルに復讐するため、ザ・ブライドはまず手始めにバドが住んでいるテキサスの地へ向かう。

『魔人ドラキュラ』でもベラ・ルゴシと組んだトッド・ブラウニング監督が、サーカスを舞台に裏切りと報復の世界を描いた1932年のホラーである。オルガ・バクラノヴァ演じる邪心のある空中ブランコ乗りの女性が、財産を目当てにサーカスの見世物である小人と結婚する。だがそれが、同じように「変わった」姿をしたサーカスの仲間たちに知られ、復讐される。

無人惑星セティ・アルファ・Vに、残虐非道なカーンが幽閉されていた。カーンはある理由から、USSエンタープライズ号のカーク船長を恨み続けていた。そんな時、この星にUSSリライアント号の乗組員ふたりがやってきた。彼らを捕らえたカーンは、カークの恋人だったキャロルが無から生命を生み出すという“ジェネシス計画”を立てていることを知り、この計画の乗っ取りとカークの抹殺をもくろむ。

コルレオーネ・ファミリーを描いた壮大なドラマの最終章。ファミリーのドンとなったマイケルは、バチカンの加護を得て一切の犯罪から手を引くことを宣言した。だが後継者に甥のビンセントを立てたことから内部抗争に火がついてしまう。自身も病に蝕まれるマイケルは何とか事態の収拾を図ろうとするのだが……。

“妹の身に何か起きたら、すべてを壊してやる。それが国家でも、軍隊でも” 汚名を着せられ殺された工作員の父親が原因で北朝鮮の収容所に監禁された兄妹。兄のミョンフン はたった1人の家族である妹へイン の命と引き換えに、韓国に潜伏し暗殺指令を遂行する工作員になる。

デヴィッド・クローネンバーグ監督「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのヴィゴ・モーテンセン主演による、ショッキングなバイオレンス描写が話題を呼んだサスペンスアクション。平凡な夫の恐るべき過去が明かされ、危機にさらされる一家を描く。

ルーベンが悪名高いウィリー・バンクに裏切られ、そのショックで心筋梗塞で倒れたと聞き、ダニー・オーシャンは急遽ラスベガスへやってくる。 裏稼業からは足を洗っていたオーシャンだったが、バンクの経営するカジノホテル“バンク”への報復計画を練り上げ、また、ルーベンが倒れたと聞いて同じくやってきた仲間たちと共に、カジノ強盗計画を遂行する。 オーシャンたちは数ヵ月後にあるホテル“バンク”のプレオープンを狙う計画だが、高性能セキュリティコンピュータ“グレコ”などの最新鋭セキュリティが計画を阻む。さらに、予期していない問題が起こり始め、ついには仇敵、テリー・ベネディクトに協力を求める。

カリフォルニア州の砂漠地帯にある刑務所から受刑者が脱獄する。受刑者の名はアルバート・ギャンズ、強盗殺人の前科がある危険な男だ。ギャンズは共犯者ビリー・ベアと共にサンフランシスコに逃亡する。 次の日、サンフランシスコ市警察本部のジャック・ケイツ部長刑事は、同僚の刑事2人と共に非行少年が潜伏しているホテルに踏み込む。ところが、そこにいたのは非行少年ではなく、ギャンズたちであった。激しい銃撃戦となり、刑事2人は射殺されてしまう。 ケイツは、ギャンズのかつての仲間であり現在は服役中のレジー・ハモンドというチンピラから手掛かりを引き出そうとする。「ギャンズを捕まえるために自分を刑務所から出して協力させろ」と要求するハモンドに対して、48時間の期限付き仮出所を取り付けたケイツ。ハモンドは仮出所できた解放感からか、女を口説くなど軽薄な行動をするが、その度にケイツを苛立たせる。

ブードゥー教でハーレムを支配し、ソ連・スメルシュの一員でもある黒人犯罪王ミスター・ビッグは、海賊“血まみれモーガン”の財宝の金貨をアメリカ国内に持ち込み資金源としていた。イギリス秘密諜報部員007ジェームズ・ボンドはニューヨークに派遣され、FBIのデクスター主任やCIAのフェリックス・ライターと協力して調査を開始するが、すでにその情報を掴んでいたミスター・ビッグから手荒い歓迎を受ける。だが、霊感能力を持ち、ミスター・ビッグが妻にしようとしているソリテールが寝返り、ボンドは彼女とセントピーターズバーグへ向かうが、そこで彼女は奪い返され、フェリックス・ライターも鮫に片腕・片脚を食いちぎられた姿で送り届けられる。怒りに燃えるボンドは、ジャマイカでミスター・ビッグと最後の対決を行う。

国連で通訳として働くシルビアは、謎の人物たちのグー語の会話から、ある人物の暗殺計画を偶然立ち聞きしてしまう。彼女の周りに怪しい人物が暗躍し、シークレット・サービスのトビンが彼女を守る任務につく。

1971年の傑作黒人映画『黒いジャガー』のリメイク。サミュエル・L.ジャクソン演じる刑事ジョン・シャフトが、凶悪犯に立ち向かう痛快アクション。監督は西のスパイク・リーこと黒い鬼才ジョン・シングルトン!