海辺に父と二人で住むホルスは、岩男のモーグの肩に刺さっていた二本の剣を手に入れた。 その剣は太陽の剣と呼ばれる名剣で、その剣を鍛え上げ、使いこなせるようになった時、ホルスは太陽の王子 とよばようとモーグは言う。 父を失ったホルスは、一切合切を焼くと、父の遺言に従い人々のいる北の村に向かってコロとともに舟出した 。再びこの地に帰ることはない。 途中ホルスは悪魔グルンワルドに弟になれと誘われるが断って、崖から落とされてしまう。ホルスは 倒れたまま流氷にのって村に流れ着いた。ホルスは村の一員として受入れられるかに思えたが、グルンワルドのたくらみで村に送り込まれた一人の 少女ヒルダのために、村人達の不信を買い、とうとう村を追い出されてしまう。悪魔が勝つかに見えた。 しかしヒルダの心の奥底には、密かに人間らしさへの憧れが兆していた。悪魔の攻撃が始まった。ホルスは 人々を励まし、力をあわせて太陽の剣を鍛え上げ、ついに悪魔を倒した。ヒルダも仲間に受け入れられる。
地球防衛組のように、地球の平和を守りたい――そんな夢を抱く、大桃タロウ、大地カケルたち極楽小学校5年3組のメンバー。クラス委員長の大空マイたちに冷ややかな目で見られながらも、日々、エルドランロボットや邪悪獣を研究し、来るべき日に備えていた。 そんなある日、宇宙からの侵略者「鬼界帝国オニガッシュマー」が襲来する。巨大戦艦で街を破壊し人々を恐怖に陥れる彼らにモモタロウたちはお手製の武器で対抗するが歯が立たず、大ピンチに陥ってしまった。 その時、光の戦士エルドランが現れた! エルドランはライジンオー、ガンバルガー、ゴウザウラーを操って、巨大戦艦を撃破したものの、反対に3体のロボットは封印され、またエルドラン自身も傷つき、消耗してしまう。 『頼んだぞ、地球の子供たち……』 その言葉と共に、エルドランはモモタロウたちに謎の水晶球「氣ビーダマ」を残して消滅した……。 怪獣ロボット「鬼界獣」によって、街は再び破壊されていく。自分たちの無力さに地団太を踏むモモタロウたち。その時、エルドランからもらった氣ビーダマが眩く輝いた! 極楽小の校舎や体育館が3体のロボットと作戦司令基地に変形。モモタロウ、マイ、カケルの3人は、それぞれ「テイオー」「クウオー」「リクオー」のコクピットに、残りのクラスメイトたちも司令基地に運ばれた。 エルドランから3体のロボットと、地球の平和を託されたモモタロウたち。彼らは新しい地球防衛組「ダンケッツ」として、凶悪な敵・鬼界帝国オニガッシュマーに立ち向かう――!