2002年、人類最先端の海底超特急「マリンエクスプレス」の開業を前に、招待客を乗せて試運転が行われようとしていた。 日本へ向けロサンゼルスを発車した超特急に乗り込んだのは、日米の計画責任者と関係者たち。その中には列車に忍び込んだ殺人犯を追ってきた私立探偵、計画を成功させることに情熱をもった若い運転士、密かにマリンエクスプレスの破壊を計画する関係者、それに試運転を利用し武器の密輸を企む一団などがいた。 様々な思惑を乗せて走る列車は数々のアクシデントに遭遇し、やがては太古の世界のムー帝国とインベーダーとの争いにも巻き込まれて行く。
井上直久の「イバラードの世界」を、松尾清憲の音楽に乗せたDVD画集とも言うべき美しい秀作。 イバラードとは、画家・井上直久が描き続けてきた幻想世界のことです。 一連のイバラード作品は、独特のタッチと色彩で描かれた空間の広がりがとても印象的で、一度見たら忘れられない記憶を残します。映画「耳をすませば」で主人公の空想シーンの美術に全面的に使用され、素晴らしい成果を上げたことを覚えている方も多いでしょう。DVD「イバラード時間」は、井上氏がこれまで描いてきたイバラードの風景画の中から63箇所の風景を本人が厳選し、静止した絵では描ききれない“時間の流れ”を音楽と効果音、CGと2Dアニメーションを加えることにより表現した、まったく新しい30分の映像画集です。
マット・ディロン、ショーン・ヤング共演によるショッキング・サスペンス。残忍なる知能犯ジョナサンは大富豪一族の娘ドロシーに接近し、彼女を殺害。続いて彼女の双子の姉エレンに近づき、まんまと結婚するが……。
「ナバロンの要塞」などのアクション映画の原作者で、冒険小説の大家として知られたマクリーンが生前残した原案を映画化。本作の後、「007/ゴールデンアイ」で5代目007俳優となるブロスナンが、テロリスト一味と戦うタフガイを演じた、ノンストップタッチのアクション。ブロスナンに加え、ドラマ「ベイウォッチ」のA・ポール、ドラマ「新スター・トレック」のP・スチュワートなど英米のスターたちが共演。後に同じ主要スタッフ&キャストが再結集した「テロリスト・ゲーム2/危険な標的」も作られた。 武装したテロリスト集団がドイツで貨物列車をジャックする。一味はプルトニウム爆弾を持ち、列車でスイス方面に向かう。国連犯罪対策機構(UNACO)の代表フィルポットは元傭兵のマイクに依頼し、マイクや国連職員サブリナを中心とするチームを結成。チームは列車の奪還と人質たちの救出を目標に、列車に潜入しようとする。一方、テロ集団の目的地がイラクであること、ロシアの将軍ベニンが黒幕であることが分かってきて……。