15歳の少年ジムは惑星モントレッサで母と2人暮らし。彼の父は、ジムがまだ幼い頃に家族を捨てて宇宙へと旅立ってしまった。ジムはその影響からか、トラブルばかり起こして母を困らせている。そんなある日、彼の家の近くに宇宙船が不時着。ジムは船内にいた瀕死の男を救出する。この時、男からある箱を渡されたジムは、男を追ってきた海賊の追跡を逃れ、宇宙物理学者ドップラー博士のもとへ辿り着く。そしてその箱を調べてみると、莫大な財宝が眠るという伝説の“トレジャー・プラネット”への地図が入っていた。

地球温暖化が進んで一部の海に近い土地が沈み、妊娠・出産に厳しい許可制度がしかれ、人間の代わりに多くの資源を必要としないロボットが活躍する未来。その時代に人間と同じ愛情を持つ少年型ロボットとして開発されたデイビッドは、彼を製作したロボット製造会社の社員、ヘンリーとその妻モニカの元へ試験的に送られる。夫妻には不治の病を持つ息子のマーティンが居たが、現在は冷凍保存で眠っていて目覚める保証はなく、実質的に子供がいないのと同じだった。

「デスペラード」「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のロバート・ロドリゲスと、「スクリーム」の脚本家ケヴィン・ウィリアムソンが組んだSFスリラー。気弱な少年ケイシーは、ある日、グラウンドで奇妙な生き物を見つける。その生き物を水槽に入れた時、その生き物は変形し、攻撃的な本性を露にした。やがて、ケイシーはやたらに水を欲しがる辺りの人達のおかしな行動に気づく。「あの生物が人間に寄生しているかもしれない」と感じたケイシーは、仲間と共に学園の調査を開始。そこで、取り付かれた先生が保険医を襲う場面に遭遇する……。

ある日、宇宙に憧れる14歳の少年ベンは電気回路の上を飛んでいるような不思議な夢を見る。うなされて起きたベンは急いで夢で見た不思議な回路の様な物をメモし、同じ学校に通う友達で天才的な少年科学者ウォルフガングにその事を話す。翌日、上級生にいじめられいたべンを助けてくれたダレンが加わり、3人はウォルフガングの家の地下の実験室でベンが夢で見た不思議な回路の様な物を元にウォルフガングが製作した回路をコンピューターに繋いでみると、なんとコンピューターが勝手にプログラムを始め、目に見えない小さい不思議な球体が実験室に出現し実験室にあった本棚を貫通してしまう。ウォルフガングが研究を重ねると、その球体はコンピューターで移動させることができ、大きさが変えられ、なんでも貫通する程の強度がある事が判明する。3人はその球体を今度は外で出現させてみようと試みるが、その時うっかり、ベンのせいでウォルフガングが球体の中に入ってしまい、そのまま高速で空を飛んでなんと地面を突き抜けてしまう。しかしその事で人が中に入って飛べる事を知った3人はその球体に入って空を飛ぼうと計画する。そして3人は遊園地の廃材などを寄せ集めたコンピューター搭載の手作り搭乗装置を完成させ、ついに球体の中に入り空を飛ぶ事に成功したのだが、その時またしてもコンピューターが勝手にプログラムを始め、なんと何者かに宇宙に向かって引き寄せられている事に気付く・・・宇宙や科学、少年たちの夢見る心と冒険が「グレムリン」のジョー・ダンテ監督のユーモア溢れるタッチで描かれたSFファンタジーの傑作。

フォート・デイリー米軍基地。父とともにそこに住む娘マーティーは、ある夜、バスルームで、謎の物体に襲われる。難を逃れ父の寝室に逃げ込むマーティー。そこには、溺死の父と、父の姿に甦生しようとしている超絶物体がうごめいていた。「バラ色の選択」のガブリエル・アンウォー主演で描かれた、「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」「SFボディ・スナッチャー」のリメイク作品。

ある日、スペースシャトルが原因不明の事故で地球に墜落。その残骸の中には、謎の生命体が付着していた。やがて間もなく、感情を失ったように人間の行動を変質させる謎の伝染病が発生する。そんな中、精神分析医のキャロルはこの病原体が地球上のものではないことを突き止める。そして、最愛の息子オリバーがウィルスの拡大を阻止する鍵を握っていることも分かるのだったが...。

メイン州の小さな町に住む4人の少年、ジョンジー、ヘンリー、ピート、ビーバーはある日、風変わりな少年ダディッツを助ける。4人はその時、ダディッツから彼の持っている不思議な力を分け与えられ、以後その秘密を共有することで強い絆が結ばれる。20年後、大人になった4人にとってそのパワーは今では重荷として彼らにのしかかっていた。そんなある時、ジョンジーが交通事故で重症を負うが、奇跡的に一命を取り留める。やがて4人は北方の森にある狩猟小屋で再会を果たす。それは彼らにとって毎年恒例の楽しいイベントのはずだった。