第二次世界大戦中、ソ連の秘密警察によってポーランド軍将校が虐殺された「カティンの森事件」を、ポーランドの巨匠アンジェイ・ワイダ監督が映画化した問題作。長い間明らかにされてこなかった同事件の真相を、ソ連の捕虜となった将校たちと、彼らの帰還を待ちわびる家族たちの姿を通して描く。父親を事件で殺された過去を持つワイダ監督が歴史の闇に迫った本作は、第80回アカデミー賞外国語映画賞ノミネートをはじめ、世界各地の映画祭で高く評価された。

地中海上空の米旅客機がハイジャックされた。狂気の銃口が144人の乗客に向けられる中、機はベイルートに不時着。犯人はさらに乗客を拉致して逃亡した。事件の知らせを受けた米国は直ちに特命コマンド部隊<デルタ・フォース>を送り出した。