コマンチ族に弟一家を殺され、二人の姪をさらわれた男イーサン。以来、彼はコマンチ族に対して憎悪を燃やす復讐鬼となった。そして、さらわれた姪たちを求めて、彼は何年も捜索を続けていたのだった。だがやっと探し当てた姪のデビーは、インディアンの言葉を操り、イーサンから逃れようとする。完全なコマンチ族となってしまったデビーに、イーサンは銃を向けるが……。J・フォード&J・ウェインのコンビによる、一人の男の復讐を描いた傑作ウェスタン。

舞台はマヤ文明の栄える中央アメリカの密林地帯。平穏な生活を営む狩猟民族の集落を、マヤ帝国の傭兵部隊が襲撃する。そして拉致連行された村民たちを待っていたのは、見たことのないような先進的な文明を持つマヤの都だった。そして彼らは、何故自分たちがここに連れてこられたのか、《衝撃の真実》を目の当たりにすることになる・・・!セリフは全編マヤ語を用い、キャストも映画未経験の現地人を採用するなど、徹底的にリアリティを追求。また、今なお謎の多いマヤ文明の都市や風俗、そして想像を絶する残酷な祭祀の一部始終を、徹底した調査を元に造営された巨大な都市のセットと最新のCG技術を駆使し見事に再現。その圧倒的スケールの映像世界は全米の批評家たちにも絶賛され、アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞などで数々のノミネーションを獲得した。そして、縦横無尽にジャングルを駆け巡り繰り広げられる迫真のサバイバル・アクション・シーンは、息をも付かせぬスピード感と臨場感で観る者の心拍数を極限まで上昇させる!

20世紀初頭のアメリカはモンタナ州で牧場を経営するラドロー家。第一次世界大戦の余波に飲み込まれる3兄弟の悲劇を、男女の人間模様を絡めて壮大なスケールで描いた感動作。

白人の父親とインディアンの母親と共に、平和な毎日を送るマックス。しかしある日3人の殺し屋に両親を殺された彼は、復讐のために旅立った……。実在した西部男、ネバダ・スミスの生きざまを追ったヒューマン・ドラマ。

あるインディアンの集落が突然、ダンカン率いる盗賊一味の襲撃を受け、住民はことごとく殺害されてしまった。生き残ったのは、ジョーという腕のたつ若者一人だけだった。ジョーは家族の仇であるダンカン一味を追い、たどり着いた町で一味が列車強盗を計画している事を知る。ジョーはこれを機会に復讐を果たそうとする。セルジオ・コルブッチ監督のセンスが光るスタイリッシュ・マカロニ・ウエスタン。クエンティン・タランティーノ監督が超リスペクトしている作品でもあり、本作のエンニオ・モリコーネの音楽は『キル・ビルVOL.2』に使用された。