世界大戦による核戦争後の近未来。暴力が支配する闇と混沌の世界の中、1800年の歴史を持つ究極の暗殺拳・北斗神拳の伝承者ケンシロウは、救世主と呼ばれる道を歩み出す。一方、北斗を離れた長兄のラオウは、武力と恐怖による支配こそ、この世界に新しい秩序をもたらすと信じ、ケンシロウとは真逆の道を歩き出していた。

タイの村で、象と共に生活を送るカーム。ある日、動物密輸組織のボス、スチャートにより象のコーンがさらわれてしまう。コーンを取り戻す為にスチャートのもとへ向かうが、彼は何者かによって殺されていた。警察、スチャートの姪ピンピンは、現場に居合わせたカームを犯人と断定し追跡を開始する。複数の追っ手が迫る中コーンの居場所を見つけ出すが……。

マーの家は、誰でも大歓迎。ただ、無事に帰宅出来るかどうかは分からない・・・。 スー・アン(オクタヴィア・スペンサー)は、静かなオハイオのとある街で自分の殻にこもって暮らしている孤独な女性。ある時、地元の女子高生が通りかかったスー・アンに自分の代わりに酒を買ってくれるよう頼む。それをきっかけに彼女は、パーティができるように自宅の地下室を提供する。但し、彼女の家の簡単なルールに従わなければならない――誰かはしらふでいる、文句を言わない、二階に上がってはダメ。そして、彼女のことを「マー」と呼ぶ。そんなマーのもてなしで楽しい時間が過ぎていくが、やがてマーの態度が変わり始める・・・。