ある日、“魔王因子” を持つ魔王候補・春日アラタが、トリニティセブンの一人・浅見リリスの魔道書『ヘルメス外典』に何の気なしに触れた瞬間、眩い光に包まれ、目の前には謎の少女が姿をあらわす。「リリム」と名付けられ、アラタとリリスを親と慕う少女。だが、少女の出現と同時に、世界に異変が―。目覚める禁忌の “悠久図書館”。そこには、錬金術の究極の産物―人の手によって造られし” 白き魔王 “が封じられていた。“白き魔王” は、真の魔王へ至るため、アラタとトリニティセブンたちの抹殺を企てる。かつてない強大な力を持つ” 白き魔王 “を前に、世界の崩壊と、絶体絶命の危機がアラタたちを襲う―。アラタとトリニティセブンたちは、この世界を守れるのか?彼らの最後の戦いが今、始まる ——!

天才少女のマチルダは小さい頃から両親に理解されず、やっと行かせてもらえた小学校で優しい女性教師と出会う。そんな彼女の能力を否定する校長先生に悩まされる学校生活の中、妙なパワーを発揮し始める。

興隆は、哲学と修身とクンフーを学びたい、気のいい若者。実の爺さんと特訓修行の為に人里離れたあばら家に引っ越して来るが、肝心のクンフーはポーズばかりで全然身に付かない。そんな中、訓練に飽きた興隆は爺さんに隠れてさびれたカラテ道場の用心棒となる。腕によりをかけ、次々に道場破りを倒していったことから人気は上々。道場は盛り返し、彼も爺さんの薬代を稼げたが、そんな矢先、爺さんは悪逆な政府が雇った殺し屋に殺されてしまう。