「貴族」マイエル=リンクが、都の名門エルバーン家の少女シャーロットを拉致する事件が発生した。エルバーン家は、"D"に加え、「貴族」たちでさえ恐れる凄腕のハンター一味・マーカス兄妹にもシャーロットの救出を依頼した。 "D"、マーカス兄妹、マイエル=リンクと彼が雇った怪物の用心棒「バルバロイの民」が入り乱れての追跡行の行きつく先、最終決戦の場は、悪名高い女「貴族」カーミラの居城であった。

西暦2029年。他人の電脳をゴーストハックして人形のように操る国際手配中の凄腕ハッカー、通称「人形使い」が入国したとの情報を受け、公安9課は捜査を開始するが、人形使い本人の正体はつかむことが出来ない。 そんな中、政府御用達である義体メーカー「メガテク・ボディ社」の製造ラインが突如稼動し、女性型の義体を一体作りだした。義体はひとりでに動き出して逃走するが、交通事故に遭い公安9課に運び込まれる。調べてみると、生身の脳が入っていないはずの義体の補助電脳にはゴーストのようなものが宿っていた。

21世紀末、地球人は宇宙への進出を果たす。やがて激しい星間戦争が勃発し、地球人はドラコ星人と一進一退の攻防戦を繰り広げていた。ある日、ドラコ星人の戦闘機を深追いした地球人パイロットのダビッジは、相手を撃墜しながらも未知の惑星に不時着してしまう。その不時着した惑星の環境は想像を絶する厳しさだった。やがて彼は、同じく不時着したドラコ星人のジェリーと遭遇。敵同士として対立する2人だったが、生き延びるためには協力していくしかない。こうして力を合わせてサバイバル生活を共にするうち、2人の間には友情が芽生えていく。

各国の軍事衛星をオリュンポスの管理下に置く事を議題とした国際会議の開催を控え、デュナン達ESWATはテロリストの鎮圧に従事していたが任務中に彼女を庇ったブリアレオスが負傷した。傷心のデュナンの前に、新たなパートナーとしてブリアレオスの遺伝子から創られた生身の彼と同じ顔の戦闘用バイオロイド・テレウスが現れる。やがて国際会議の開催中に、ウェアラブル・インターフェイスの着用者が突然正気を失い破壊活動を行う事件が頻発する。しかしそれは、さらなる大規模なサイバーテロの予兆に過ぎなかった。

ロボットによって全ての世話をしてくれる夢のような空中都市メトロシティ。そこで生活をしているテンマ博士の息子トビーは、ピースキーパーの実験中の事故によって命を落としてしまう。 悲嘆にくれるテンマ博士はトビーの姿と記憶を持ち、究極のエネルギー『ブルーコア』を搭載した人間にそっくりなロボットを作り上げた。しかし、息子として迎え入れたもののどこか本物とは違うことを痛感したテンマ博士は彼を拒絶してしまう。 自分がロボットであることを知りブルーコアを狙うストーン大統領にも追われ地上へ落ちた彼は、コーラたち地上に住む子供達と出会い「アトム」と名乗り、自分の居場所を探すために彼らと暮らすこととなった。

50年続いた大戦に勝利した大亜細亜聯邦共和國。ところが、その繁栄の裏側では様々な病気が人類を脅かしていた。そんな中、重い病に苦しむ妻・ミドリの為に、人間のあらゆる部位を自在に造り出す“新造細胞”理論を提唱していた東博士は、軍部の援助により本格的に研究を開始するが、実験場から新生命体“新造人間”が誕生。大多数は軍によって始末されるも、生き延びたブライキング・ボスら数名の新造人間たちは、生きる為に容易に戦いの道を選んでしまう人類の世界を破壊しようと、攻撃を仕掛けて来た。再びの戦火。それを収めるべく立ち上がったのは、先の大戦で戦死し、新造細胞によって蘇生した東博士の息子・鉄也だった。

SFホラーを予想させる舞台設定ながら、開拓者VS先住民の死闘を描く、まるで“火星(マーズ)が舞台の西部劇”というべき、血湧き肉躍る痛快編だ。「赤い河」「リオ・ブラボー」などを手掛けた名匠ハワード・ホークス監督を敬愛するカーペンターらしく、男も女も西部のヒーローのようにタフで、ゾンビ風の亡霊軍団と戦って戦って戦いまくる。痛快宇宙SFバトルアクション! 大勢が火星に移民した2176年。火星警察の女性警官バラードは、ある事件について尋問会で証言する。彼女は鉱山の町シャイニング・キャニオンの刑務所にいる受刑者ウィリアムズを護送すべく、列車で同地へ。だが町には、ウィリアムズら犯罪者数人しかいない。実はある古代遺跡で人類が封印を解き、解放された火星先住民の亡霊たちが人間に乗り移り、大虐殺を繰り広げたのだった。バラードら人間たちと亡霊たちの死闘が始まる。