2016年4~6月にフジテレビの「ノイタミナ」枠で放送された「甲鉄城のカバネリ」の総集編となる劇場版2部作の前編。「進撃の巨人」の荒木哲郎監督とWIT STUDIOがタッグを組んだオリジナルアニメーションで、「カバネ」と呼ばれる不死の怪物たちが跋扈(ばっこ)する世界で、生き抜くために戦う人々の姿を描いた。極東の島国である日ノ本(ひのもと)では、カバネの脅威に対抗するため、各地に「駅」と呼ばれる砦が気付かれ、分厚い装甲に包まれた蒸気機関車=「駿城(はやじろ)」だけが、駅の間を行き来することができた。ある時、蒸気鍛冶として働く少年・生駒のいる顕金駅(あらがねえき)に、前線をくぐり抜けてきた駿城の甲鉄城がやってくる。生駒はそこで、無名と名乗る不思議な少女と出会うが……。
米軍の原子力潜水艦が貨物船と激突し、1,400フィートの海底に沈没。奇跡的に乗務員41名が生存していたが、酸素残量は36時間分。海軍の救出作戦が始まる……。チャールトン・ヘストン主演の海洋スペクタクル。
メキシコとアメリカの国境地帯で、モイセス(ガエル・ガルシア・ベルナル)と仲間がアメリカに密入国しようと灼熱(しゃくねつ)の砂漠を歩き続けていた。突如何者かに次々と狙撃され、訳もわからぬまま逃げ惑う一行は銃撃だけでなく、摂氏50度の過酷な環境にも苦しめられる。水も武器も逃げ場もない絶望的な状況で、アメリカを目指す彼らの運命は……。
砂漠を旅する2人の男が、莫大な量の金塊を発見した。しかしその大部分が地下に埋まっているため、1人が発掘に必要な道具を調達しに行き、その間もう1人が金塊を見張ることに。衛星電話とわずかな水と食料だけを頼りに仲間の帰りを待つ男は、灼熱の大地と襲い来る野犬の中、金塊を盗賊から守り抜くべく孤独な闘いを繰り広げる。
大金持ちの親を持つ青年カイルは、飲酒運転で事故を起こし、助手席の女性を置き去りにして逃げるという大失態を演じてしまう。結果、彼は激怒した親から、孤島の更生キャンプに参加させられることに。島には、同様に裕福だが素行不良の若者たちが集められていた。だがキャンプ開始から程なく、島に現われた誘拐犯一味によって指導員が殺され、若者たちは拘束されてしまう。偶然、外にいたカイルだけが難を逃れる。