人間社会から孤立した女性のみの一族のプリンセスとして生まれたワンダーウーマンは、自分が育ってきた世界以外の環境を知らず、さらに男性を見たこともなかった。ある日、彼女は浜辺に不時着したパイロットと遭遇。彼を救出したことをきっかけに、ワンダーウーマンは身分を隠して人間社会で生活していくことにする。

時は中世。姫君は、城の高い塔のてっぺんの小部屋に閉じこもり、その顔を人々の前に見せることはない。やがて婿となる男性の現れる日まで、無垢な身でいつづけることがその使命なのだ。だが、彼女──アリーテ姫は、塔の窓から見下ろす城下の町に生きる人々の姿を見ては、生きることの意味を考えていた。ある日、古文書を読み解いて秘密の抜け穴を探り当てた彼女は、城を抜け出し町へ出る。城下町は職人たちの世界。そのひとつひとつの手が意味ある物を生み出していくさまは、まるで魔法を見るかのよう。人の手にはこれ程の可能性がある。だったら、私の手にだってできる何かが…。

悪名高き大海賊の手下になり、船に乗って航海に出たトム。ある日、トムは船に打ち上げられた謎の瓶を見つけるが、その中には宝の地図とジェリーが一緒に入っていた。2匹は魅惑の宝を手に入れるべく、協力してサルや大ダコ、海賊たちに立ち向かう。

ベストセラー児童書を、ロバート・ダウニーJr.以下、アントニオ・バンデラス、エマ・トンプソンほか超豪華キャストで映画化。動物と話せるドリトル先生と仲間たちが、大海原に乗り出して大冒険を繰り広げる。

第二次世界大戦中、マレー半島を舞台に暴れまくった強盗団のボス、ハリマオが残した時価800億ドルともいわれている財宝。その財宝のありかは、熊・鷹・猿の三体の像に隠されている。そこでルパンはアラスカの美術館に保管されている熊の像を盗み出し、次元にバイトとして雇われた五ェ門も連れて、鷹の像があるアムステルダムへと向かった。だが、その財宝を狙う人物がもう1人いた。元イギリス情報部の諜報部員で、あの007のモデルにもなったイギリス貴族のアーチャー卿である。アーチャーはユーロトンネルの爆発落盤事故によってロイド保険に70億ドル以上の負債を抱えていた。そこで、その返済のためにハリマオの財宝をあてようと考えたのだ。

トロイ戦役で木馬作戦を発案した知将ユリシーズに降りかかる艱難辛苦の歳月を、愛と冒険をちりばめて描き上げる。ホーマーの叙事詩「オデッセイ」をカーク・ダグラス主演で映画化した1954年製作の歴史大作。