世の中は極端に不景気。小男で風彩もあがらず、服装もみすぼらしく、職もなく住むところもないチャーリーは、職にありつけそうもなく、毎日あちこちさすらい歩いてフーテン暮らしをしていた。そんな彼が一人の娘に恋をした。街角で花を売っている、盲目の貧しい娘だ。彼は彼女の目を治す為に、金を稼ごうと一大決心をするが……。

雪深い山に金鉱を捜し求めてきた一人の金鉱探し・チャーリー。猛吹雪に難渋した上、転がり込んだ小屋にはお尋ね者のブラック・ラーセンがいた。やがて、同じく猛吹雪で転がり込んできた金鉱探しのビッグ・ジム・マッケイと避難生活を送ることとなる。寒さと飢えがピークに達し、ビッグ・ジムはチャーリーがニワトリに見える始末。やがて靴を食べる生活まで始めた。 ビッグ・ジムと別れ、麓に出来た新興の街にやってきたチャーリーは酒場で出会ったジョージアに一目ぼれ。最初はチャーリーの単なる片思いであったが、ジョージアも粗暴なジャックに愛想を尽かし、チャーリーに少しずつ思いを寄せるようになる。 酒場で偶然再会したビッグ・ジムと艱難辛苦の上、ついに金鉱を探し当て百万長者になったチャーリー。帰りの船上でジョージアと再会。めでたく結ばれる。

ブルックリンの黒人街の夏を舞台に、さまざまなタイプの人々をリアルに描く。やがて街中が暴動へ至って……。都会の人権対立をパワフルに描いた、スパイク・リー監督の代表作。

1899年、パリ。貧しい青年作家クリスチャンはナイトクラブ“ムーラン・ルージュ”に仲間と潜り込むが、一番人気の踊り子で上流階級相手の高級売春婦のサティーンと恋に落ちる。サティーンの機転で、クリスチャンは彼女が主演する新作舞台の台本を書くことになる。一方、資金繰りに困ったムーラン・ルージュのオーナーのジドラーは、資産家ウースター公爵から資金を引き出そうと、サティーンに彼の愛人になるよう強要する。

初老の紳士マチューは、小間使いとしてやって来た若く美しいコンチータにすっかり魅了されるが、コンチータはマチューの元から逃げ去ってしまう。その後もコンチータは何度もマチューの前に現れるが、その度に異なる表情を見せて彼を翻弄する。

南アフリカ、ヨハネスブルクのスラム街に暮らすツォツィ(プレスリー・チュウェンヤガエー)は、仲間とつるんで窃盗やカージャックを繰り返していた。ある日、高級住宅街にやってきた彼は車を運転していた女性を撃って逃走。やがて、強奪した車の後部座席に生後間もない赤ん坊がいることに気づいたツォツィは、赤ん坊を紙袋に入れて自分の部屋に連れ帰るが……。

ルイス・ブニュエルが『アンダルシアの犬』に続き、サルバドール・ダリと組んだ前衛映画の大古典! ネズミを襲うサソリ、ならず者たちの会合、海辺の岩場でミサ、骸骨、狂人、犬、カブトムシ、鏡の中の雲、居間に牛、客間に馬車、マグマとトイレ、女の涙、トイレット・ペーパーが海藻・・・禍々しい映像の連続にスクリーンに爆弾が投げつけられる事件が発生! 以後50年間上映禁止・封印された、曰くつきの超問題作!