“決してひとりでは見ないでください--” この名キャッチコピーは公開当時の流行語に。鮮烈な色彩、ゴブリンが参加した不気味なサウンド、過激演出が三位一体となって独自の緊張感を生み、今も語られることが多い逸品。1977年日本公開の洋画でベストテンに入るヒットを記録。影響で翌年、アルジェントによる1975年の無関係な作品が「サスペリアPART2」として日本公開。監督にとっては「インフェルノ」「サスペリア・テルザ 最後の魔女」に続く“魔女3部作”の第1弾に。 アメリカからドイツのバレエ学校に留学してきたスージー。校舎に到着した夜、ある女性が何か言いながら消えていく姿を目撃する。直後、女性は何者かに殺される。入学したスージーは厳しいレッスンを受けるようになるが、体調に異変が起きて倒れたり、同じ寮で友人になったサラとともに怪しいうめき声や足音を聞くなど、異常な事態が続く。ついにある夜、サラは何者かに追われている気がして、寮の中をひとりで逃げるが……。

1974年、ロングアイランドのアミティヴィルで実際に起きた超常現象を題材にしたベストセラー・ノンフィクションの映画化。悪霊に取り憑かれた家とも知らずに越してきた平凡な一家を襲う怪異な出来事を、セミ・ドキュメンタリー・タッチと随所に差し挟まれるダイナミックな演出で見せる。

前作のラストシーンから悪夢は再び動き始めていた。そして8年後。マイクはトールマン事件を他人に伝えようとしたため、精神病患者として入院治療中だった。彼はある日、同じ境遇の少女エリザベスの精神と同調する。トールマンに襲われているのは自分たちだけではなかったのだ。マイクはエリザベスを救うべく、兄の親友レジーと共にトールマン退治の旅に出た。

男が妻に人形をあげた日を境にして起こる、数々の怪奇現象。この人形は、無残にも殺された少女が大切にしていたものだった...。「ザ・ドール」シリーズの第1作目。