昔々のフローリン国。美しい娘・キンポウゲと青年・ウェスリーは互いに愛し合っていたが、ウェスリーの訃報にキンポウゲは生きる希望を失い、腹黒いフンテバーティング王子の求婚を受け入れる。

一面荒野が広がる世界、“イジツ”――。ある日、空に“穴”が空き、そこから色々なものが降ってきた。中でも“ユーハング”がもたらしたものの影響は大きく、とりわけ飛行機の存在によって人々の生活は激変。以降、世界の潮流は空へと移っていった。時は流れ――、空には商船とその用心棒、荒くれ者の空賊など、さまざまな人々が飛び交っていた。オウニ商会の雇われ用心棒“コトブキ飛行隊”は、空を飛ぶことが大好きな、女の子だけのスゴ腕パイロット集団。彼女たちは愛機である隼一型とともに、イジツ全体を巻き込む大きな戦いへと立ち向かっていく――。

イングランドのはずれのウォール村。"越えてはならない"壁の向こうに、流れ星が落ちるのを見た青年トリスタンは、恋焦がれる美女ビクトリアへの愛の証に、星を取りにいこうと旅立つが…。

少年記者タンタンは相棒の愛犬スノーウィと世界各地に向かい、いつしか難事件に巻き込まれる毎日。ある日蚤の市で彼が模型を入手した船は、海賊に襲撃されて財宝を積んだまま忽然と姿を消したといわれる伝説の軍艦、ユニコーン号。以来、タンタンは正体不明の男サッカリンとその部下たちから追いかけられることに。タンタンは彼らが捜していたのが模型に隠されていた謎の羊皮紙だと気づくが、またもサッカリンたちに襲われる。

時は南北戦争のさなか、気球にのって戦場から脱出した囚人たちは風に流され見知らぬ島にたどり着く。だがそこは通常の何十倍もある大きさの生物が跋扈していた。後から漂着した母娘を加えてサバイバル生活が始まるが、島にはもう一人奇妙な人物が住んでいることが判明する。それはあの伝説のネモ船長だった……。

再び熱く燃えあがる砂漠の都アグラバー。ランプの精ジーニーに変身し、アラジンによってランプに閉じ込められた邪悪な右大臣ジャファーを盗賊アビス・マルがランプから呼び出してしまう。よりパワーアップしたジャファーは、盗賊たちを引き連れて、アラジンへの復讐を開始する。翼のある馬にまたがったジャファーたちの不気味な黒い影。大地は裂け、赤く煮えたぎった溶岩がアラジンたちを、のみ込もうとパックリ口を開けて待ち受ける。

暴君ガルバトリックス支配下のアラゲイシア帝国。辺境に暮らす少年エラゴンは、ある日森の中で青く光る石を拾う。だがそれはドラゴンの卵で、やがて青い雌ドラゴン・サフィラが誕生する。エラゴンは語り部ブロムからドラゴンとドラゴンライダーがこの国の平和を守っていたという歴史を聞く。一方、ドラゴンの誕生を知った王は刺客である魔物を放つ。魔物に叔父を殺されたエラゴンは、最後のドラゴンライダーとなる使命を負う。

戦国大名たちが戦に明け暮れていた戦乱の世。彼らに仕える忍者の中に、「影一族」と呼ばれる忍者集団がいた。彼らは、戦国大名・東郷に仕え、天下統一のためにあらゆる任務を忠実にこなしながら、最強の武器と防具を作り、不思議な忍術を会得していた。