1925年、9歳の少年・小豆子は、娼婦の母親に連れられ京劇養成所“喜福成”にやって来た。そこで彼は少年・小石頭と仲良くなる。やがてふたりは成長し、小豆子は女形に、小石頭は男役に決められ、それぞれ程蝶衣、段小樓と名乗り有名スターになっていく。1937年、中国と日本との戦いが深まる中で、段小樓は娼婦の菊仙と出会い結婚する。段小樓に思いを寄せていた程蝶衣は、2度と共演しないと言い放ち、彼のもとを去る。
30年の昏睡から目覚めた患者と、彼を救おうとする医師の葛藤を描く人間ドラマ。30年間昏睡状態だった男レナードが、奇跡的に意識を回復した。セイヤー博士の治療が功を奏したのだ。博士はその治療を、他の患者にも適用してめざましい効果をあげるが…。
7歳程度の知能しかない中年男性サムはスターバックスで働き、ホームレス女性が出産した自分の娘、ルーシー・ダイアモンドと幸せに暮らしていた。しかし、ソーシャル・ワーカーに7歳になったルーシーは彼の知能を超えてしまい父親として養育能力がないと判断され、施設で保護されることになる。失望した彼は法廷で闘う決意を固め、エリート弁護士のリタに依頼したがとても不利な裁判だった。
モーゼの十戒をテーマにした、ドリームワークスの超大作アニメーション。ホイットニー・ヒューストン&マライア・キャリー、2大ディーヴァによる主題歌も必聴。
元・夫、ニック・パーカー(デニス・クエイド)は、今やカリフォルニアにあるワイナリーのオーナー。元・妻、エリザベス・ジェームズ(ナターシャ・リチャードソン)はロンドンで活躍するウェディングドレスの人気デザイナー。船上で出会い結婚した二人は、愛し合っていたにもかかわらずお互いの夢のために離婚し、双子の娘達、ハリーとアニー(リンゼイ・ローハン・一人二役)のひとりずつを引き取って暮らしていた。そんな二人が運命のいたずらで11年ぶりに再会。両親を再び結びあわせようと娘達は張り切って計画を立てるが、大人の恋はそんなに簡単なものじゃない。この恋の行方はハッピーエンド?
ダライ・ラマ14世の苦難と波乱に満ちた半生をマーティン・スコセッシ監督が描き出した壮大な精神探求のスペクタクル。チベットのとある寒村にやってきた高僧。彼らの目的は数年前に逝去したダライ・ラマ13世の生まれ変わりを探すことだったが……
母親が亡くなったショックで口がきけなくなった7歳の娘モリーのため、彼女の父親マニーはメイドを探し、陽気なアフリカ系女性コリーナを雇うことに。モリーは次第にコリーナに魅了されていき、口をきけるようになる。一方、マニーはCM用の曲を作る仕事がスランプに陥るが、音楽に詳しいコリーナからアドバイスを受けて調子を取り戻していく。やがてモリーはコリーナがパパのマニーと再婚することを望むようになっていくが……。
母と兄の3人暮らしの13歳の中学生トレイシー。彼女は学校の一番人気イーヴィに憧れ、彼女の真似をし出す。イーヴィと親しくなり、ドラッグにも手を出してしまった彼女だが、心の奥には傷つきやすい感情を隠していた。13歳の少女の本音をリアルに描いた青春映画。
ニューヨークでコラムニストをしているグエン・カミングスはお酒が大好きで陽気な女性。恋人のジャスパーと馬鹿をやっては仲間達と酔って騒いで過ごしていた。しかし彼女には母親がアル中で亡くなり親戚に預けられて育ったつらい過去があり、彼女自身もアルコールと鎮痛剤の依存症。彼女は、周りの迷惑など顧みず、ただその時が楽しければ良かったのだ。ところが、グエンの唯一の家族である姉リリーの結婚式に泥酔して参加し、式を台無しにした挙げ句、新婚旅行用のリムジンを奪って民家に突っ込んでしまう。更生施設で28日間のリハビリを行うこととなったグエンは、ジャスパーからこっそり受け取った鎮痛剤を捨てて禁酒を誓うが、すぐに禁断症状に苦しむこととなる。錯乱した彼女は一度裏庭に捨てた鎮痛剤を取ろうとして二階の窓から落ちてしまう…。
海洋生物学者の父ジャックと共に孤島で暮らす少女ニムは、冒険小説の主人公アレックス・ローバーの大ファン。ある時、ジャックが行方不明になってしまったニムは、アレックス・ローバーの作者アレクサンドラに助けを求めるのだが……。児童文学作家ウェンディ・オルーの小説を映画化。ニム役は「リトル・ミス・サンシャイン」のアビゲイル・ブレスリン。対人恐怖症で引きこもりの作家アレクサンドラをジョディ・フォスターがコミカルに演じる。