数十年にわたるキャリアを通して、ジョン・ウィリアムズが生み出した記憶に残る名曲は、人々に愛され続ける映画に欠かせないものとなっている。映画製作者やミュージシャン、そして彼に影響を受けた人たちの思いとともに、ジョン・ウィリアムズ自身の物語を見てみよう。映画史の成り立ちに焦点を当てた貴重な舞台裏も満載。
お祭りを2日後に控えたフランス西南部の海辺の街ロシュフォールに、作曲家の卵のソランジュ(フランソワーズ・ドルレアック)とダンサー志望の妹デルフィーヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)という双子姉妹が暮らしていた。お祭の当日、旅芸人のエチエンヌ(ジョージ・チャキリス)たちに頼まれ、彼女たちは歌と踊りを披露する。
孤児院で育ったエヴァンには豊かな音楽の才能が備わっていた。ある晩、エヴァンは不思議な音を追い、施設からマンハッタンへと導かれる。さまざまな出会いにより、エヴァンの音楽の才能は開花。同じころ、離ればなれとなっていた両親も、それぞれの思いを胸にニューヨークへと赴いていた。
アイルランド、ダブリン。毎日のように街角に立ち、古びたギターで歌を歌うストリート・ミュージシャンの男性。そんな彼の前にある時、花売りの若い女性が現われ、矢継ぎ早に話しかけてくる。チェコからの移民である彼女は家政婦の仕事で家族を養いながら、楽器店でピアノを弾かせてもらうことを数少ない楽しみにしていた。女のピアノに心動かされた男は、彼女とのセッションを持ちかける。
生活のために仕方なく音楽教師になったホーランド。やる気のない素振りの生徒らに可能性を見出した彼は、音楽の素晴らしさを必死に伝えようとしていく。感動の涙を呼んだリチャード・ドレイファス主演の名作。