ニュージャージー州の郊外に暮らす三姉妹を軸に描かれる不幸な人たち……イタ電オヤジ、ヤリ逃げ男、ホモの少年などなどワケありな人々が幸せを求めて繰り広げる過激なコメディ。

北米の小さな学生街。クリスマスパーティで賑わう女子学生寮に、「お前たちを殺す」と不気味な電話がかかってくる。誰もがタチの悪い冗談だと笑うが、休暇の準備で部屋に戻った学生の1人がクローゼットに潜む何者かに襲われ、行方不明になってしまう。その晩から、電話のベルが怪しく鳴り響くたびに、1人、また1人と消えていく少女たち。寮に残ったジェスは、犯人が電話口で呟いた言葉からある人物を疑い始める。

「ガール・オン・ザ・トレイン」「ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌」のヘイリー・ベネットが異物を飲み込むことで自分を取り戻していく主婦を演じるスリラー。ニューヨーク郊外の邸宅で、誰もがうらやむような暮らしを手に入れたハンター。しかし、まともに話を聞いてくれない夫や、彼女を蔑ろにする義父母の存在など、彼女を取り巻く日常は孤独で息苦しいものだった。そんな中、ハンターの妊娠が発覚し、夫と義父母は待望の第一子に歓喜の声をあげるが、ハンターの孤独はこれまで以上に深くなっていった。ある日、ふとしたことからガラス玉を飲み込みたいという衝動にかられたハンターは、ガラス玉を口に入れて飲み込んでしまう。そこでハンターが痛みとともに感じたのは、得も言われぬ充足感と快楽だった。異物を飲み込むことに多幸感を抱くようになったハンターは、さらなる危険なものを飲み込みたい欲望にかられていく。