ロンドンに住む会社役員の夫婦はイタリアに車を走らせる。ナポリの別荘を処分するためだ。見かけは仲のいい夫婦だが他人同士も同然。冷え切って夫婦仲は悪化の一途をたどり、離婚に突き進もうとしている。ナポリ観光もちぐはぐな別行動だ。次第に二人の関係は悪化をたどり、離婚へと突き進んでいくが・・・。

イ・ジョンジェが4年間温めてきたシナリオを元に初監督したスパイ・アクション。激動の80年代を舞台に、組織内に入り込んだ北のスパイを探し出す任務についた諜報員たちが、大きな陰謀に巻き込まれていく。

元妻の葬儀を終え、娘を連れてL.A.駅に降り立った平凡な税理士ワトソンは、警官を名乗る男女に娘を人質にされ、時間内に女性州知事の暗殺を命じられる。彼は必死に暗殺を回避しようとするのだが、あらゆるところに監視の目が光っていた。時間だけが刻々と過ぎる中、孤立無援のワトソンは、知事の女性秘書の協力を得る。

ホテル経営を夢見る父を大黒柱とする不思議な家族の物語が、次男のジョン視点で語られていく。若い頃高級ホテル「アーバスノット・バイ・ザ・シー」でひと夏のアルバイトを経験したベリー家の父ウィンスロー(ウィン)は、ホテルに現れた熊と大道芸人のフロイトと出会う。ヨーロッパに渡るためにフロイトは熊をウィンスローに託すが、熊は誤射によって死んでしまう。その後ニューハンプシャー州デイリーで高校教師を務めるもののホテル経営の夢を抱いていたウィンスローは廃校になった女子高を買い取りそこを「ホテル・ニューハンプシャー」と名付け、家族を巻き込んだホテル経営に乗り出す。