サンフランシスコで母親と2人で暮らすミアは冴えない女子高生。人前に立つことも運動も苦手で、地味で野暮ったい彼女をまともに相手にしてくれるのは親友のリリーとその兄のマイケルのみ。それでも消防署をリフォームした個性的な家で、奔放な画家の母と共に自由且つ幸せに暮らしていた。 そんなある日、ミアは、自分の亡き父フィリップが、ヨーロッパにあるジェノヴィア(架空の国、スペインとフランスの間にある小国の設定)の女王クラリスの息子であり、女王の孫である自分が唯一の王位継承者であることを知らされる。突然のことに、ミアは、事実を隠し続けて来た母にも、自分を王女としてジェノヴィアに連れて行こうとする祖母にも反発する。それでも、王位継承とは別に、王女としてのお披露目となる舞踏会に出席するために「プリンセス教育」を受けることを、ミアはしぶしぶ承諾するしかなかった。

少年リュカは父パパスと旅を続けていた。 その目的は、ゲマ率いる魔物たちに連れ去られた母を取り戻すこと。 旅の道中、遂にゲマと遭遇し、魔物たちと激しい戦いを繰り広げるパパス。 しかし一瞬のスキをつかれ、リュカが人質にとられてしまい、手出しができなくなったパパスは、リュカの目の前で無念の死を遂げる―― それから10年。故郷に戻ったリュカは「天空のつるぎと勇者を探し出せば、母を救うことができる」というパパスの日記を発見する。 父の遺志を受け継ぎ、リュカは再び冒険の旅にでることに。 立ちはだかるいくつもの試練、そしてビアンカとフローラ、2人の女性をめぐる究極の選択。 果たして冒険の先に待ち受けるものとは!?

女神・ベルダンディーと普通の大学生・螢一が出会って3年目の春。ふたりの前に、ベルダンディーのかつての恩師・セレスティンが現れ、彼女から螢一との記憶を奪ってしまった。更に、セレスティンは愛に傷ついた妖精姫・モルガルを使ってふたりの仲を引き裂こうと画策。実は、かつてセレスティンは新しい世界=全ての愛に障壁のない世界を作る為、ベルダンディーを利用して神に反旗を翻したのだが、失敗して月面に投獄され、ベルダンディーもウルドによってその記憶を消されていたのだ。そして今回、月から逃げ出したセレスティンはベルダンディーの力を利用して、再び謀反を企んでいた。しかし、ベルダンディーと螢一の絆は強く、螢一の呼び掛けによって記憶を取り戻したベルダンディーは、螢一とふたり、愛の試練の象徴である“裁きの門を通り抜けることに成功し、それを目の当たりにしたセレスティンは、クーデターとベルダンディーへの愛を諦め何処へか消えていくのであった。

悲しみに沈むアイルランドの少年キーガンと、スペインから来た少女のモヤ。2人はダンスに興じる魔法のシカたちに勇気をもらい、危険と試練を乗り越えてゆく。

古いカードゲームが現実となって、中世の村にタイムスリップしてしまった家族。誰が人狼(じんろう)なのかを見破らないと、元の世界には戻れない...!