犯罪と戦う2年目のバットマンは、リドラーと呼ばれる連続殺人犯に直面しながら、自分の家族につながるゴッサム・シティの腐敗を暴く。

襲撃した銀行で人質にとった女を愛してしまった強盗団の男。犯罪から足を洗おうと考えるが、それは大切な仲間と自分自身を危険にさらすことを意味していた。

アルフレート・デーブリンによる現代ドイツ文学の金字塔「ベルリン・アレクサンダー広場」を、新鋭ブルハン・クルバニが大胆な解釈とスタイリッシュな映像で映画化。アフリカからヨーロッパを目指す不法移民フランシスは、船が嵐に巻き込まれた際、無事に上陸できたら心を入れ替えて真面目に生きると誓う。運良くドイツにたどり着いたものの難民生活は困難を極め、裏社会に生きる狡猾な男ラインホルトの手引きで犯罪に手を染めていく。そんなある日、フランシスは1人の女性との出会いをきっかけに、自らの運命を変えようとするが……。2020年・第70回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品。ドイツ映画賞2020では作品賞を含む5部門に輝いた。

画家であり、小説家でもあるP・リドリーの初監督作品。1950年代、アイダホ。小麦畑の広がる田舎に育った8歳のセスは、ある日友達のイーブンとキムと共に一人暮らしの謎めいたイギリス人女性ドルフィンにいたずらをし、母に叱られて謝りに行かされた。鯨の骨や古いモリが飾られた異様な雰囲気の家の中で、自殺した夫の髪の毛や歯をドルフィンに見せられたセスは、たまたま父が読んでいた本からの連想で彼女を吸血鬼と思い込む。その翌日、イーブンの死体がセスの家の井戸の中から発見された……。

ある田舎町、中国人と日本人の間に生まれた龍一と俊霖、そして張は幼少の頃苛められて育った。ある日、ベトナム人が経営する工場を襲い、金を奪うとそのまま家出してしまう。行く先は新宿。そこで彼らは娼婦アニタと出会う。しかしまんまと金を騙し取られ、すっからかんに。そして、ひょんな事から知り合った黒人バービーにトルエン売買の仕事を紹介してもらう。彼らは何とか金をためて、外国へ行こうと計画する。