卓越したギターの腕前を持つ高校生の上ノ山立夏は、ある日、同級生の佐藤真冬の歌声に衝撃を受ける。やがて、ベース担当の大学院生・中山春樹、ドラム担当の大学生・梶秋彦と共に活動しているバンドに、立夏は真冬をボーカルとして加入させるのだった。真冬加入後の初ライブを成功させ、バンド「ギヴン」が始動するなか、立夏は真冬への想いを自覚し、ふたりは付き合い始める。一方、密かに秋彦に想いを寄せている春樹だったが、秋彦は同居人の天才ヴァイオリニスト・村田雨月との関係を続けていた…。
フラメンコを取り入れた二人舞台「血の婚礼」で共演が決まった東谷と高人。さっそく舞台の練習に励む高人だったが、フラメンコの練習中に東谷との才能の差を実感してしまう。そこで高人は“情熱”を学ぶべく東谷の故郷であるスペインへ飛ぶことに。一方、東谷は過去に高人から一方的に別れを告げられたことが心に引っかかったままで......。
アテナの兄、伝説の太陽神アベルが復活。地上世界を神々の手に委ねるため、大洪水を起こして人類を粛清することを目論む。それを阻止せんとしたアテナ・城戸沙織は、逆にアベルの手により死の国へ墜とされてしまう。アテナを救うために聖域の禁断の地ディグニティヒルに乗り込む星矢たちだが、彼らの行く手を十二宮戦で死んだはずのサガたち黄金聖闘士、そして神話の時代からアベルを守るコロナの聖闘士たちが阻む。かつてない強敵を迎え、星矢たちの最大の激戦が始まる。
セーラームーンこと月野うさぎたちは、束の間の平和を取り戻し、普通の女子高生としての生活を送っていた。そんな矢先、恋人であるタキシード仮面こと地場衛はアメリカへ留学することが、戦士としてともに戦ったちびうさも未来へ帰ることが決まり、うさぎはどこか自分だけが取り残されているような寂しさを感じていた。衛の見送りで、うさぎは婚約指輪をもらい、ふたりの未来を誓った矢先、衛は何者かによって消されてしまう。衛が消えた現実を受け止めきれないうさぎは、その記憶を心の奥底にしまい込み、元の生活を送っていた。そんな中、セーラーギャラクシア率いるシャドウ・ギャラクティカが突如現れる。セーラーギャラクシアによって、セーラー戦士の力の源“セーラークリスタル”が奪われ、次々と仲間が消されていってしまう。さらに敵か味方かわからない「セーラースターライツ」も現れ、セーラー戦士の、そして宇宙の平和は大きく崩れ始めていく…。
“ヴェルタ・ア・エスパーニャ”の最終日前日に国民的英雄レーサーのマルコ・ロンダーニが自殺した。ぺぺのチームメイトのチョッチは同郷レーサーの死から、レーサーとしての生活に疑問を感じはじめるのだった。来年でチームがなくなってしまうパオパオビールだが、ジャパンカップの舞台・宇都宮は地元の応援で盛り上がる。そのレース前日、チョッチは引退をぺぺに告白した。
感染から60日で石化し死に至る奇病メドゥーサ。「致死率100%」の病魔の治療法を未来に求めて、少女カスミはコールドスリープ資格者に選ばれた。同じ病に侵された双子の姉シズクとの果たせない再会を夢見、深い眠りにつくカスミ。しかし、目覚めた彼女を待ち受けていたのは、不気味なイバラと怪物が支配する変わり果てた施設の姿だった。なぜ怪物が? 何年の刻が過ぎたのか? ウィルスの治療法は? そして世界は? 全ての情報が遮断された極限の状況下で、混乱と哀しみを抱いた7人の脱出劇が、今、幕を開ける・・・。
ある高校が女子校から男女共学に変わり、男子生徒に対して女子生徒が圧倒的に多く在籍している状態となる。そんな高校に通う2年生の男子生徒が、生徒会長を務める女子生徒に引き込まれる形で生徒会副会長になる。常識人である彼と会計係は、時に暴走する生徒会長と書記をフォローしながら、色々な生徒の悩みを解決していく。
イオとの死闘を制したダリルは、ジオン残党軍の一員として地球にいた。彼は奪われたサイコ・ザクの情報を得るための諜報任務に就いていたのだ。 一方、新たな仲間と共に「サンダーボルト作戦」に参加したイオの前に、南洋同盟国境守備隊隊長を名乗るペール中佐が立ち塞がる。 海中で、氷原で、密林で繰り広げられる、ジオン、連邦、南洋同盟、三つ巴のモビルスーツ戦。 戦争はまだ、終わってはいなかった――。
この世は人間界、魔界、獣人界から成り立っており、三千年に一度超神がこの三界を統一して永遠の国を創るという。獣人・天之邪鬼はその瞬間を見ようと超神を追って人間界へやってきた。そして横浜の名門校・名神学園のヒーロー・尾崎こそ超神と信じ、自ら天野と名乗って身辺を探っていた。新体操部キャプテン・明美は男子生徒の憧れの的。同級生の南雲も秘かに恋していた。ある日明美は保健室で妖鬼に犯されるが、天野がそれを退けた。明美は南雲が助けてくれたと思い、二人の仲は深まっていく。尾崎は超神の片鱗を見せたかと思われたが、天野の前にあっさりと屈してしまった。天野の妹・恵は南雲が超神ではないかと見抜くが、彼は恐るべき二面性を持っていた。南雲は明美と青春を謳歌しつつ陰では超神と化し女を襲い、町を破壊していた。魔界からは超神を狙って水角獣がやってきていた。超神伝説に疑いを持った天野が獣人界へ戻り未来をのぞくと、超神のため都市は破壊されていた。水角獣も超神ナグモの前では歯が立たなかった。そして天之邪鬼は子分の黒子が犠牲になったのに怒り、超神ナグモに戦いを挑むのだった。
大正時代。17歳の花村紅緒は、明るい正確だが、少しケンカっ早いところもあるじゃじゃ馬娘。親友の環とともに女学校に通い、楽しい学園生活を謳歌していた。そんな紅緒が笑い上戸なイケメンの伊集院忍少尉と出会う。しかし、実は少尉が祖父母の時代から決められていた許婚であることを知り、恋も結婚相手も自分で選びたいと思っている紅緒は猛反発。愛のない結婚を阻止するため、紅緒はさまざまな騒動を巻き起こすが、少しずつ少尉に心を動かされていく。
少女漫画誌「りぼん」に連載された高田エミ原作のほのぼのファンタジーコメディ『ねこ・ねこ・幻想曲』のOVA化。月の夜に生まれた黒猫シロは、川に捨てられた所を女子高校生・樹村里子に救われた。猫が苦手な父親・正人を説得してシロを飼うことにする里子。だがこのシロは、猫や人間を見守る天空の「お月様」の与えてくれた魔法「銀のしずくの力」で、三頭身姿のオカッパ少女「猫野白」の姿に変身することができたのだった……。里子とシロ(白)の不思議で愉快な触れ合いを描くハートフルファンタジー。アニメ制作はAICとアニメイトフィルムの連携で、キャラクターデザインは垣之内成美が担当。