自分を暗殺者に仕立てあげたCIAの極秘プロジェクト、“トレッドストーン計画”などに関する取材を進めていた新聞記者ロスとロンドンで接触しようとしたボーン。しかし、CIAの現地要員に監視されていたロスは、若い暗殺者に狙撃されてしまう。
前作から2年。CIAのパメラ・ランディは、ベルリンである事件の調査を行っていたが、何者かの襲撃を受け、調査チームの一人が死亡。時を同じくして、ボーンたちにも危険が迫る。人目を避けてインドのゴアで暮らしていたジェイソン・ボーンと恋人のマリーに刺客が迫り、マリーは殺されてしまう。ボーンはCIAが自分を始末しようとしていると推測してCIAを追い、CIAのパメラは現場に残されたボーンの指紋から襲撃犯はボーンだと考えボーンを追う。そしてベルリンとモスクワを舞台に、次第に「トレッドストーン計画」に隠された真実が明らかになっていく。
ジョン・マックレーン刑事は、ロスに住む妻ホリーと一緒にクリスマス休暇を過ごすため、吹雪の中ワシントンのダレス国際空港に迎えに来ていた。テレビではラテン・アメリカの麻薬王エスペランザ将軍の到着を報じており、反共主義者の元陸軍大佐スチュワートの姿を空港内で見かけていたマックレーンは大佐の部下らしき軍人たちがうろついているのに不審を覚え、後をつける。
「友へ チング」のクァク・キョンテク監督が朝鮮戦争下で歴史の闇に埋もれた実話をもとに描いた戦争アクション。北朝鮮の猛攻を受けた韓国軍が戦況を打開するためマッカーサー将軍の指揮下で計画したクロマイト作戦(仁川上陸作戦)。奇襲を成功させるため、軍上層部は無謀とも言える陽動作戦を発動する。イ・ミョンジュン大尉らが率いる訓練期間わずか2週間、平均年齢17歳の772人の学生兵たちは「長沙里(チャンサリ)に上陸せよ」との命を受ける。しかし、彼らに支給されたのは使い古された武器とわずかな弾薬、最小限の食料だけだった。イ・ミョンジュン大尉を「V.I.P.修羅の獣たち」のキム・ミョンミンが演じるほか、アイドルグループ「SHINee」のミンホ、「トランスフォーマー」「ミュータント・タートルズ」シリーズのミーガン・フォックスらが顔をそろえる。
国民の憎悪を発散させ、それによって治安を維持しようと、アメリカ政府は1年に1晩だけ殺人などの全犯罪を認める日、パージを制定する。その日を迎え、家路を急ぐものの車がパンクしたために街をさまよう夫婦。何者かに襲われ、拉致されそうになる母娘。武装した男に救われた彼らは、協力し合いながら無法地帯となった街からの脱出を試みる。次々と襲い掛かってくる殺人者たちを倒していく。
1994年10月、モンゴメリー大学映画学科に所属する3人の大学生がドキュメンタリー映画製作のためにメリーランド州ブラック・ヒルズの森に分け入った。その土地に今なお残る伝説の魔女“ブレア・ウィッチ”をテーマにしていたのだ。だが3人はそのまま消息を絶つ。手掛かりが発見されないままやがて捜索は打ち切られた。しかし事件から1年後、彼らが撮影したものと思われるフィルムとビデオが森の中で発見される……。
ジョン・カーペンターのあの“ハロウィンのテーマ”に乗って、ブギーマンことマイケル・マイヤースが帰ってきた。再び精神病院から脱出し、故郷ハドンフィールドを目指すマイケル。今度の標的はローリイの忘れ形見でありマイケルの姪にあたる少女ジェイミー……。戦いの傷も痛ましいルーミス医師も登場、“マイケル・ハンター”としての執念を燃やす。7年のブランクを越え、「ハロウィン」「ブギーマン」のノリが完全に復活、衝撃のラストシーンの謎は続く第5作に引き継がれる。
ゴジラシリーズ第2作。岩戸島に遭難した飛行士によって、ゴジラとアンキロサウルス、通称アンギラスの闘いが目撃された。対策本部はゴジラを監視下に置き、本土上陸を阻止しようとする。しかし、脱走した囚人が起こしたコンビナートの火災が、ゴジラを大阪に誘導してしまう。そしてゴジラを追って、アンギラスも姿を現わした。世紀の闘争の末、アンギラスは倒れゴジラは海へ去ったが、大阪の街は廃虚と化す……。
巨大人食いサメが街を襲撃してから3年。ようやく活気を取り戻したかに見えた海水浴場・アミティに、再び忍び寄る大きな影が……。海洋パニック映画『ジョーズ』のシリーズ第2弾。
1992年製作のカルトホラー「キャンディマン」を、「ゲット・アウト」「アス」のジョーダン・ピール製作・脚本で新たに映画化。シカゴの公営住宅「カブリーニ=グリーン」地区には、「鏡に向かって5回その名を唱えると、右手が鋭利なかぎ爪になった殺人鬼に体を切り裂かれる」という都市伝説があった。老朽化した公営住宅が取り壊されてから10年後、恋人とともに町の高級コンドミニアムに引っ越してきたビジュアルアーティストのアンソニーは、創作活動の一環としてキャンディマンの謎を探っていた。やがて公営住宅の元住人だという老人と出会ったアンソニーは、都市伝説の裏に隠された悲惨な物語を聞かされる。主人公アンソニー役は「アクアマン」で強敵ブラックマンタを演じて注目されたヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世。アンソニーを支えるブリアンナ役で「ワンダヴィジョン」のテヨナ・パリスが共演。監督は「キャプテン・マーベル」続編の「ザ・マーベルズ」に抜てきされたニア・ダコスタ。
白い仮面をつけた殺人鬼ブギーマンことマイケル・マイヤーズが巻き起こす恐怖を描く人気ホラー「ハロウィン」のシリーズ第5作。前作から1年後。事件のショックから失語症となり小児病棟に入院しているジェイミーは、いまだに毎晩のように悪夢にうなされていた。そんな中、死んだと思われていたマイケルが突如として復活を遂げ、再びジェイミーの前に出現。ルーミス医師は今度こそマイケルと決着をつけるべく立ちあがる。