ある日の昼下がり。静かな川辺の野原で、アリスは姉と一緒に歴史の本を読んでいたが、すっかり退屈していた。その時、アリスはチョッキを着ている白うさぎが大きな懐中時計を持って走り去るのを見て、必死で白うさぎを追いかけた。彼女は白うさぎを追ううちに大きなトンネルまで入ったが、その先にあった大きな穴に落ちた。一番下まで落ちると、白うさぎが走っているのを見つけて、アリスは追いかけ、奇妙な空間の部屋にたどり着く。
あの『機動警察パトレイバー』が、ファン待望の完全新作アニメーション(短編)で復活! 僕たちは、ロボットアニメの主人公じゃない。街と人々を守る警察官なんです。
『AKIRA』の大友克洋が、9年振りに全世界待望の新作アニメーションを発表。悲恋の情念が業火となって江戸の街を包む大スペクタクルの大友克洋監督作品『火要鎮』を筆頭に、モノノケ怪異譚である森田修平監督作品『九十九』、新機軸のバイオレンス作品たるべく3DCGの技術を活用し描き出す安藤裕章監督作品『GAMBO』、エキサイティングなアクション作品でありながらも無常観の漂うテイストに仕上げたカトキハジメ監督作品『武器よさらば』。誰も観たことのない“日本の姿”を独自視点でスクリーンに描き出す。
ある日、宇宙に憧れる14歳の少年ベンは電気回路の上を飛んでいるような不思議な夢を見る。うなされて起きたベンは急いで夢で見た不思議な回路の様な物をメモし、同じ学校に通う友達で天才的な少年科学者ウォルフガングにその事を話す。翌日、上級生にいじめられいたべンを助けてくれたダレンが加わり、3人はウォルフガングの家の地下の実験室でベンが夢で見た不思議な回路の様な物を元にウォルフガングが製作した回路をコンピューターに繋いでみると、なんとコンピューターが勝手にプログラムを始め、目に見えない小さい不思議な球体が実験室に出現し実験室にあった本棚を貫通してしまう。ウォルフガングが研究を重ねると、その球体はコンピューターで移動させることができ、大きさが変えられ、なんでも貫通する程の強度がある事が判明する。3人はその球体を今度は外で出現させてみようと試みるが、その時うっかり、ベンのせいでウォルフガングが球体の中に入ってしまい、そのまま高速で空を飛んでなんと地面を突き抜けてしまう。しかしその事で人が中に入って飛べる事を知った3人はその球体に入って空を飛ぼうと計画する。そして3人は遊園地の廃材などを寄せ集めたコンピューター搭載の手作り搭乗装置を完成させ、ついに球体の中に入り空を飛ぶ事に成功したのだが、その時またしてもコンピューターが勝手にプログラムを始め、なんと何者かに宇宙に向かって引き寄せられている事に気付く・・・宇宙や科学、少年たちの夢見る心と冒険が「グレムリン」のジョー・ダンテ監督のユーモア溢れるタッチで描かれたSFファンタジーの傑作。
美しい王女と恋に落ちた、森に住む青年のジャック。しかし、王女はユニコーンの呪いで魔王に連れ去られ、世界は闇に包まれた。ジャックは光と王女を取り戻すため、冒険に出る……。巨費を投じて製作された、剣と魔法のファンタジー大作。
「なあ、おれと駆け落ちしないか?」幼なじみボーイフレンド・斉藤秀一からのとつぜんの告白に戸惑う五島桐絵。最近、秀一は何かに怯えているかのように元気がなく、桐絵はずっと心配していた。やがて、桐絵の通う高校の生徒が、らせん階段から飛び降りて死んだ事件をきっかけに、秀一はおぞましいことを口にする。二人の暮らす黒渦町が得たいの知れない”うずまき”の力に取り憑かれているというのだ。その後、秀一の父・敏夫までが謎の死を遂げると、二人の周囲に禍々しく、怪奇なうずまき現象が次々と巻き起こりはじめる。
もうすぐ中学校を卒業する伊純は、きれいなカケラを拾った。すると、不思議な世界に迷い込み、同じカケラを持つ同じ年齢の蒼、小夏、あさひと出会う。そこに謎の生命体が出現。彼らポッピン族は、時の谷で全ての世界の時間を制御する存在で、時間が崩壊の危機的状況を迎えていると話す。それを救う方法は、時のカケラに導かれた少女たちがダンスで心を一つにすること。そして、ダンス経験者の沙紀が現れ……。