18世紀末、女には相続権がなくイギリスの田舎町に住むベネット家の母親は、5人の娘たちの行く末を心配していた。ある日、近所の豪邸に大金持ちで独身男性のビングリーが引っ越してきた。
1930年代、戦火が忍び寄るイギリス。政府官僚の長女セシーリアは、兄妹のように育てられた使用人の息子、ロビーと思いを通わせ合うようになる。しかし、小説家を目指す多感な妹ブライオニーのついたうそが、ロビーに無実の罪を着せ、刑務所送りにしてしまう。
殺し屋サルテを脱獄させたマフィアのヴィットリオは、ローマからNYへ輸送される宝石を強奪しようと企てるが…。
ローレンス・カスダン監督によるヒューマン・ドラマの秀作。大都会ロサンゼルスを舞台に、それぞれに人生の転換期を迎えた6人の男女のエピソードを群像劇タッチに描いている。
ビバリー・ヒルズのプール付き豪邸に生まれ、セックス&ドラッグ&ロックン・ロールをあたかも空気のように吸い込んで生活する若者たちの”ゼロより少ない青春”。トレンドの下に隠された哀しさが露になる時、ゼロ・ゼネレーションは音をたてて崩れ落ちていく。
米国の大富豪エルマー・ボイントンが死亡。遺書には後妻エミリーと先妻の子供3人に財産を均等分与すると記されていたが、顧問弁護士コープの弱みを握るエミリーの企みで全財産が彼女に渡った。彼女は継子3人や実子ジネヴラを連れて世界旅行に出発する。彼らがパレスチナに向かう豪華客船には、名探偵ポアロも乗り合わせていた。しかし寄港先のエルサレムでエミリーが何者かに毒殺され、ポアロは数々の容疑者の中から犯人を捜す。