ある日、いつもの様に街を散歩していたチャーリーの耳に赤ん坊の泣き声が聞こえてきた。辺りを見回すとまだ生まれたばかりの赤ん坊が街頭に捨てられている。どうしたものかと抱き上げた彼の目の前に、パトロール中の警官が通りかかった。警官は彼が赤ん坊を捨てにきたと勘違いし、目を光らせている。仕方なく彼は、その赤ん坊を自分のボロ・アパートに連れて帰った。それから5年後--その子はチャーリーの仕事を手伝う程成長していた。
ローマを訪問した某国の王女は儀礼的な行事にうんざり。大使館を飛び出し、一人でローマの街をうろうろしていた彼女は、アメリカ人の新聞記者に出会う。特ダネを狙っていた彼は、彼女が王女だと知りながらも知らない振りをするが、その計画は失敗に終わってしまう。二人が恋に落ちてしまったからだ……。
退屈な日々を送る理髪師に転機が訪れる。彼が思いついたちょっとした恐喝は、悪夢のような日々の始まりだった。 共作で数々の名作を世に送り出したアメリカのコーエン兄弟監督・脚本によるクライムサスペンス。2001年カンヌ国際映画祭最優秀監督賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー最優秀主演男優賞を受賞したほか、多数の賞を獲得した。原題は『The Man Who Wasn’t There』。
ジョン・W・キャンベル・Jrの『影が行く』を基にハワード・ホークスが製作した50年代SF映画の代表傑作。アラスカの観測基地を舞台に、発掘された氷塊の中から出現した吸血異星人と戦う軍人・科学者たち。ダイナミックな演出でクライマックスまで一気に見せる。 1982年には、ジョン・カーペンター監督によりリメイク作品の『遊星からの物体X』が製作された。
第二次世界大戦直前のロンドン。閉鎖されていた劇場を買い取ったヘンダーソン夫人は、そこでヌードの女性によるレビューを見せようと思いつくが……。ヌード・レビュー誕生の実話をミュージカル・シーン満載で描く、愛と感動の物語。