稀代のファッションデザイナー、トム・フォードが初監督を務めたドラマ。16年間共に暮らしたパートナーを交通事故で亡くしたジョージは、悲しみを終らせるために自殺を決意する。しかし、死を決意した瞬間から、世界の見え方が少しずつ変わり始め…。

気象観測員となった青年・フレンドは、南極海の果てにある無人島で変わり者の灯台守・グルナーと暮らし始める。だが、夜が更けるとその島に生き物の大群が押し寄せてくる。2人は灯台を要塞として、毎夜クリーチャーと命懸けの戦いを繰り広げることに。

運河の工事中、水門の底から若く美しい女性の全裸死体が発見された。捜査にあたったベックたちは、その女性がロゼアンナというアメリカ人観光客であるという事、エンジンの故障で運河に停泊中だった観光船に彼女が乗っていた事を突き止める。おそらく船上で殺され水門に投げ込まれたのだろう。そして容疑者は、船客の撮影した8ミリに写っていたひとりの男に絞られた。男の化けの皮を剥ぐためにベックは婦人警官を使った囮捜査を準備する。だがそれは、普段は几帳面で温厚な男の本性を暴くためというには、あまりにも危険な手段であった……。

田舎町の遊園地内で女性の死体が発見される。その女性の隣に住む前科者が容疑者としてみなされるが、彼は旧知のベックにだけ真実を話すと告げ黙秘を続ける。到着したベック、コルベリ、ラーソンらは、被害者と付き合っていた謎の男の存在を突き止めた。一方、目撃者の証言によって、あの夜、遊園地から車を盗んで逃走した若い二人組の存在が浮かび上がる。彼らが女性を殺した犯人なのか? 捜査網が狭まる中、警官によって撃たれてしまう二人組。女は死に、男の行方は不明。そしてベックは女性と恋仲だった謎の人物“カイ”の正体に気づく……。