人気SFアニメ「マクロス」シリーズの7作目として2016年に放送されたテレビアニメ「マクロスΔ(デルタ)」の劇場版。前作「マクロスF(フロンティア)」から8年後を舞台に、人々を狂暴化させる謎の病「ヴァールシンドローム」を歌の力で鎮める戦術音楽ユニット「ワルキューレ」と、彼女たちを護衛するバルキリー部隊「Δ小隊」の面々が繰り広げる戦いや恋と友情を描いたテレビシリーズのその後を、完全新作で描く。西暦2068年、銀河辺境のウィンダミア王国と新統合政府の間に起こった紛争は、ハヤテやミラージュの所属する「Δ小隊」の活躍、そして戦術音楽ユニット「ワルキューレ」の歌の力により鎮静化した。ワルキューレは故郷のウィンダミアで停戦記念のライブを開催することになるが……。監督・原作はテレビシリーズに続き、「マクロス」シリーズには初期から数多く携わっている河森正治が務める。「マクロスF」の新作短編アニメ「劇場短編マクロスF 時の迷宮」が同時上映。

イオとの死闘を制したダリルは、ジオン残党軍の一員として地球にいた。彼は奪われたサイコ・ザクの情報を得るための諜報任務に就いていたのだ。 一方、新たな仲間と共に「サンダーボルト作戦」に参加したイオの前に、南洋同盟国境守備隊隊長を名乗るペール中佐が立ち塞がる。 海中で、氷原で、密林で繰り広げられる、ジオン、連邦、南洋同盟、三つ巴のモビルスーツ戦。 戦争はまだ、終わってはいなかった――。