爆破テロ事件の犯人という冤罪を受け、親族まで逮捕された男。父は「冤罪をそそげ」と遺言を残して獄死してしまう……。世界的な関心を集めたジェリー・コンロンの手記を映画化した作品。

第1次世界大戦の激戦地から帰還した作家ブルー(アラン)は妻ダフネと暮らし、2人の間には息子クリストファー・ロビン(ビリー)が生まれるが、戦場で受けた心の傷を引きずり静かに生活したいと望むブルーの希望で、一家とビリーのナニー(ベビーシッター)であるオリーヴ(ヌー)は地方のサセックスに引っ越す。執筆活動に戻れないブルーは、ビリーから“僕のための作品を”と頼まれ、クマを主人公にした物語を思い付いていく。

南アフリカ共和国のアパルトヘイト問題に立ち向かった黒人運動家スティーヴ・ビコを取材した記者ドナルド・ウッズの原作を基に、「ガンジー」のR・アッテンボローが製作・監督した社会派ドラマ。

東京郊外にあった少しモダンな三角屋根の家で女中として働いていた当時の思い出を大学ノートに書き記していくタキ(倍賞千恵子)。昭和11年、タキ(黒木華)は上京し、時子(松たか子)と雅樹(片岡孝太郎)の夫婦とその息子が暮らす平井家で働き始める。優しい時子やかわいらしい息子のいるその家での穏やかな暮らしは、一人の青年(吉岡秀隆)の出現により変化する。時子の気持ちが揺れ、恋愛事件の気配が漂う中、タキはある決断をする。タキの死後、このノートを読んだ親類の健史(妻夫木聡)は、遺品の中からタキが封じ込めた秘密に関わる手紙を見つける……。

19世紀、アメリカは電気の誕生による新時代を迎えようとしていた。白熱電球の事業化を成功させたトーマス・エジソンは天才発明家と崇められ、大統領からの仕事も平気で断る傲慢な男だった。裕福な実業家ジョージ・ウェスティングハウスは、大量の発電機が必要なエジソンの"直流"による送電方式より、遠くまで電気を送れて安価である"交流"による送電方式の方が優れていると考えていた。若手発明家のテスラも、効率的な"交流"の活用を提案するが、エジソンに一蹴されてしまう。 そんな中、ウェスティングハウスは"交流"での実演会を成功させ、話題をさらう。そのニュースにエジソンは激怒、"交流"による送電方式は危険で人を殺すと、ネガティブキャンペーンで世論を誘導していく・・・ こうして世紀の"電流戦争"が幕を開けた!訴訟や駆け引き、裏工作が横行する中、ウェスティングハウスはエジソンと決裂したテスラに近づく──果たしてこのビジネスバトルを制するのはどちらか──!?

あまりにも鋭い感性の実在の天才画家と、彼を支える女性アーティスト、リー・クラズナーの鮮烈で切ない大人官能ラブ・ストーリー。アメリカ初のモダン・アート界スター、ジャクソン・ポロックを名優エド・ハリスが構想に約10年を費やし、監督&主演の渾身作!