それは人類の誰も気づかぬうちに始まった。最新を誇る遺伝子実験の失敗によってゴリラ、オオカミ、ワニなどが猛烈に巨大化、凶暴化してしまう。この巨獣たちは、破壊活動を続けながら北米大陸を横断し、高層ビルが林立する街で大乱闘を繰り広げる。人々が逃げ惑う中、軍隊が出動し銃やミサイルで攻撃するが巨獣たちの暴走を抑えることはできなかった。
アラスカ州北部の町・ノームでは、これまで多数の住民が行方不明になってきた。2000年10月、心理学者・タイラー博士の元に、不眠症を訴える住民が次々と訪れる。不審に思ったタイラー博士は、催眠療法で彼らが眠れない理由を解明しようとするが…。