縄張り争いが激化する'50年代のロス。街のコーヒーショップで元刑事を含む6人の男女が惨殺される事件が発生した。殺された刑事の相棒だった バドが捜査を開始。殺された女と一緒にいたブロンド美人リンに接近する。彼女はスターに似た女を集めた高級娼婦組織の一員。同じ頃、その組織をベテラン刑事のジャックが追っていた。野心家の若手刑事エドも事件を追い、容疑者を射殺。事件は解決したかに見えたが……。

1969年、自らを“ゾディアック”と名乗る男による殺人が頻発し、ゾディアックは事件の詳細を書いた手紙を新聞社に送りつけてくる。手紙を受け取ったサンフランシスコ・クロニクル紙の記者ポール(ロバート・ダウニーJr)、同僚の風刺漫画家ロバート(ジェイク・ギレンホール)は事件に並々ならぬ関心を寄せるが……。<アメリカ犯罪史上最も危うい連続殺人鬼と言われる“ゾディアック・キラー”を題材にした話題作。ゾディアックに関わり、人生を狂わされた4人の男たちの姿を描く。監督は『セブン』のデビッド・フィンチャー。『ブロークバック・マウンテン』のジェイク・ギレンホールが、事件の謎を追い続ける風刺漫画家を演じる。徹底したリサーチを基に練り上げられたサスペンスとしても、4人の男たちの生き様をリアルにつづった人間ドラマとしても楽しめる。>

探偵フィリップ・マーロウがメキシコへと送った友人が自殺した。彼には妻殺しの容疑がかけられていた。一方、別件で行方不明の作家を探し出したマーロウは、彼が死んだ友人夫妻の知り合いだという事を知る。やがて、友人が持ち逃げした金を返せとギャングが現れる…。

億万長者トウェインから招待状を受け取った5人の探偵は、霧の立ちこめるビクトリア調の豪邸に続々と到着した。しかしホストから“時計の針が真夜中の零時を告げる時、このダイニング・ルームで誰かが殺されるだろう。この殺人事件を解いた者には世界一の名探偵の名誉が与えられる”と告げられるや、邸の出入口と窓には全てロックがされてしまった。一体犯人の目的は……? 豪華キャストで描くミステリー・コメディの快作。

ホラー映画界の巨匠ウェス・クレイブンが77年に手掛けた「サランドラ」を、「ハイテンション」のアレクサンドル・アジャ監督がリメイクした衝撃のスラッシャー・ムービー。トレーラーで砂漠を横断中のカーター一家。ところが、近道をしようとしたのが災いし、荒地の真ん中で立ち往生してしまう。その近くには核実験の影響で突然変異を起こした恐ろしい食人集団が潜んでおり、何も知らないカーター一家に忍び寄っていた……。

私立探偵フィリップ・マーロウのもとに、美しい女性編集者がやってきた。失踪した雑誌社の社長夫人を探して欲しいと言うのだが……。マーロウの視点がカメラ、という手法が全編に渡ってとられた実験的な作品。

ニューイングランド州で連続殺人事件が発生。実はその残忍な殺害方法の裏には、“都市伝説”というルールが存在するのだった……。若手スターの共演で送るサスペンス・ホラーのヒット作。