侵略SFの古典、ジャック・フィニイの『盗まれた街』を、D・シーゲルが映画化した劇場未公開の逸品。カリフォルニアのある街が、異星生物の侵略を受けた。その生物は次々と人間の複製を造り上げ、本物と入れ換わっていく。主人公はその事実を知り、恋人と共に街を脱出しようとするが……。

イーストウッド監督の第2作目にあたる、自らが主演した異色のミステリアス西部劇。陽炎の中から馬に跨がり現れた謎の男は、いいがかりを付けた男どもを目にも留まらぬ早業で撃ち殺しその町ラーゴに居着く。その頃、以前逮捕した無法者たちが刑期を終え、ラーゴに仕返しにくる事を知っていた町の保安官は、その男の腕前を見込んで用心棒を頼む。その役を引き受けた男は町の男どもに射撃訓練をさせるが、町中を赤いペンキで塗らせたり、野外パーティの準備をさせたりと奇妙な行動も取って行く。そしていよいよ無法者たちが町になだれ込んでくるのだが……。

映画『この茫漠たる荒野で』は、戦争によって家と家族を失い、アメリカ先住民族に育てられた孤児のジョハンナと、出兵している間に妻を亡くし家に帰る意味を失ったキッド大尉が、気運によって巡り会い、南北戦争後の不安定で無法地帯と化したテキサスを旅しながら、血縁以上の絆を築いた物語でした。

香港警察と銀行強盗団のメディアを巻き込んで繰り広げられる緊迫の攻防をスリリングに描いたサスペンス・アクション。監督は「ザ・ミッション/非情の掟」「PTU」など、先の読めないストーリー展開と映像美で香港はもとより世界で注目されるジョニー・トー。大胆なメディア戦略を行なう新任指揮官・レベッカを演じるのは、「インファナル・アフェア」「冷静と情熱のあいだ」のケリー・チャン。中国本土からやってきた強盗団のリーダー、ユアンを演じるのは、「星願/あなたにもういちど」「ゴージャス」のリッチー・レン。さらにラム・シューやサイモン・ヤム、ホイ・シウホンらトー作品でおなじみの俳優が共演する。

砦の司令官は国境を越えて逃げるアパッチ族に手を焼いていた。女子供をさらっていくアパッチに、ついに怒りをあらわにした司令官は敵の本拠地に突入する。フォード監督による騎兵隊三部作のひとつ。

はるか昔、吸血鬼族であるヴァンパイアは狼男族であるライカンを奴隷としていた。その時代には、女処刑人セリーンとうり二つの女性戦士ソーニャの姿があった。彼女はヴァンパイア一族の長老の娘だったが、ライカンのルシアンと道ならぬ恋に落ちる。

ドクター・ランド率いる巨大国際シンジケート組織は有能なスポーツ選手や俳優などを終身契約にし暴利をあげていた。ドクター・ランドは、世界的なアクション映画スター、ビリー・ローと、彼の恋人であり歌手でもあるアン・モリスに終身契約を迫が、かたくなに契約を拒否する。ついにしびれを切らしたランドはビリーを暗殺するように命じ、撮影中にビリーは顔を撃たれる。

エル・サルバドルで一般市民を殺害したとして逮捕された、海兵隊特殊部隊の夫の無実を晴らそうと奮闘する女性弁護士の姿を描く。

あれから7年。サンフランシスコ市警のジャック・ケイツ刑事は暗黒街の陰のボス“アイスマン”追撃のため、唯一手がかりを握る、7年の務めを終えてムショを出たレジー・ハモンドと再びコンビを組むことに。2人は反目しあいながらも友情を温め、“48時間”の追跡劇にまたも挑戦する。