森の中に迷い込んだ3人の見知らぬ男女を待ち受ける奇妙な運命を描いたサスペンスミステリー。とある森の奥深く。夫とドライブ中にガス欠に陥り、ガソリンを買いに行ったまま戻ってこない夫を探していたサマンサは、1軒のキャビンにたどり着く。するとそこに、同じように車のトラブルに見舞われた青年トムが出現。さらに、今度はジョディという女がやって来る。ジョディは恋人と強盗をしてきたばかりで、なぜキャビンにたどり着いたのかわからないという。3人は助けを求めに森を出ようとするが、いつの間にか同じキャビンに戻ってきてしまう。さらに、3人がやって来たのはそれぞれ別の場所や時代であることが判明する。

1本のビデオテープを盗み出す仕事を依頼された若者たち。忍び込んだ家には大量のテープと死体があった。目的のビデオを探すため1本1本再生していくと、そこに映っていたのは──

舞台は地中の棺桶のみという「[リミット]」で注目されたR・コルテス監督が脚本と製作を手がけたシチュエーションホラー。今回は怪現象の起こるアパートの一室のみを舞台に、科学者チームの遭遇する恐怖をフェイクドキュメンタリー手法で描く。監視カメラや各種センサー、高周波発生装置など、科学で心霊現象を解き明かそうとする科学者の活動がリアルに描かれ、同種のフェイクドキュメンタリー作品とは一線を画した仕上がりだ。 2人の子どもと暮らすアランホワイトは、数ヵ月前に妻を亡くして以来、不可解な現象に悩まされていた。そこで原因を究明すべく、超心理学科学者チームに調査を依頼。ホワイト家のアパートメントにやって来た一行は、さっそく各部屋に監視カメラを設置し、調査を開始する。