ジョン・A・ルッソの原作を、CM監督出身のジョージ・A・ロメロが監督した歴史的作品であり、ゾンビ映画の記念碑的作品。全編に横溢するカニバリズムや反モラル的ラストなど当時のタブーに挑戦した内容は、根底に流れる独自のヒューマニズムが制作当時の世相を反映しており、賛否両論あったがロングランを続けた。結果として、ニューヨーク近代美術館にも所蔵されるカルト・クラシックとなっており、アメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録されている。父の墓参りの途中、バーバラと兄のジョニーは生ける屍に襲われる。兄を殺された恐怖と悲しみの中、バーバラは近くの民家に逃げ込む。民家には黒人青年のベンのほか、若いカップル、中年夫婦と大怪我を負ったその娘が集まってくるが、外部との連絡も取れないまま、周囲はゾンビの群れに取り囲まれていた。ドアや窓を塞ぎゾンビの侵入を防いだうえで脱出の方策を探るベンに対し、地下室に籠ることにこだわるハリーが対立する。ゾンビたちが人間を食い殺していることをテレビで知ったバーバラたちは、最寄りの避難所への脱出を試みる。
銃弾を浴びて夜の闇に消えたマイケル。襲われて重傷を負った女子高生・ローリーは、そのまま病院へ搬入された。だがマイケルは再び病院内に出現し、殺戮を繰り返して手を血に染めていく。主治医のルーミスは、彼がローリーを狙う意外な事実を突き止める。
ジョン・カーペンターのあの“ハロウィンのテーマ”に乗って、ブギーマンことマイケル・マイヤースが帰ってきた。再び精神病院から脱出し、故郷ハドンフィールドを目指すマイケル。今度の標的はローリイの忘れ形見でありマイケルの姪にあたる少女ジェイミー……。戦いの傷も痛ましいルーミス医師も登場、“マイケル・ハンター”としての執念を燃やす。7年のブランクを越え、「ハロウィン」「ブギーマン」のノリが完全に復活、衝撃のラストシーンの謎は続く第5作に引き継がれる。
スティーヴン・スピルバーグ製作の大ヒット・ホラー大作『ポルターガイスト』の第2弾。前作で悪霊を払ったフリーリング一家は祖母の家に引っ越したが、末娘のキャロル・アンの身辺で再び怪奇現象が起こる……。
息子エイダンと共に海辺の街に移ったレイチェルは、地元紙の記者として働き始める。その矢先、街で数十年ぶりの怪死事件が発生する。犠牲者の家から例のビデオを発見したレイチェルは、サマラの呪いであることを確信。その一方で、エイダンの身にも異変が…。
ある日イウォークの村が、テラク卿の一団に襲撃を受ける。それによりシンデルの両親と兄が死亡。イウォークたちもテラク一味に捕らえられてしまった。天涯孤独になったシンデルは親友ウィケットと共に、行く宛てもないまま村を離れることに。その途中ティークという謎の動物に招かれ、ある小屋へと導かれる2人。そこには偏屈な老人ノアが住んでいた。彼は大昔に友人サラクと共に宇宙探査に出発したが、エンドアに墜落。その後サラクは行方不明となり、1人で宇宙船を修理しながらその小屋に住んでいたのだ。
更生施設でカウンセラーとして働くマギーはある日、眠りを拒む少年・ジョンと出会う。彼からエルム街の悪夢や殺人鬼・フレディについて聞いたマギーは、その話と自分が見た悪夢が似ていることに気づき、悪夢の秘密を解くため、ジョンが話していた町に向かう。