1964年10月10日。聖火ランナーが満場の国立競技場に到着すると、第18回夏季オリンピックが開会する。短距離走、走高跳、砲丸投、棒高跳、走幅跳、体操、水泳、ウエイトリフティング、レスリング、柔道、射撃、自転車競技、“東洋の魔女”と呼ばれる全日本チームが活躍した女子バレーボールなど、白熱した名勝負の数々に、世界中から集まった観客が歓声を上げる。

経済学者スティーブン・レビットとジャーナリストのスティーブン・タブナーの共著で、全米400万部のベストセラーとなった同名経済書をもとに映画化。「大相撲の八百長はデータで証明できた」「子どもは名前で人生が決まってしまう」など、インセンティブの考え方から人間の行動パターンまで、さまざまな常識をユニークな視点で解説。「エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?」「闇へ」のアレックス・ギブニーや「スーパーサイズ・ミー」のモーガン・スパーロックら、気鋭のドキュメンタリー作家が共同でメガホンをとった。