ギリシャに集まったテクノロジー界の大富豪と癖の強い友人たち。そこに現れた世界的に有名な名探偵ブノワ・ブランが、彼らにまつわる謎の真相をひとつひとつ解き明かしていく。

恋人の父親を殺そうと決意した若者、そう簡単に殺られない筋金入りの悪徳刑事、そんな父親への復讐心を秘めた娘、それぞれの殺意がひとつのアパートメントで激突し、血しぶき舞い散るバイオレンスバトルになだれ込む。

腕利きの殺し屋であるビクターは、ギャングの依頼で詐欺師・ローズの殺害を試みるが、相次いで失敗に終わる。その上、次第に標的であるはずのローズを女性として意識し始めた彼は、ある時彼女を助けてしまう。そして彼は偶然にも事件に巻き込まれたトニーと共に、ギャングたちから逆に追われる身となってしまうのだった。

自分たちの探偵事務所を開いたニックとオードリーが挑むのは、友人である大富豪が本人の結婚式の場から誘拐されるという難事件。見事に謎を解き明かし、探偵として名をあげることはできるのか。

大阪の銀行の支店の次長・安斉は、顧客の預金を横領して自身のマネーゲームに使い込んでしまい、15億円の損失を出してしまう。安斉は、やはり多額の借金に苦しむ大阪府警の水沼警部補、高級クラブのママである怜子と出会い、彼らと共謀して自分が立案した詐欺計画を実行に移すことに。それはヤクザがバックにいる不動産会社を騙して、5億円の違約金を手に入れるというものだった。