1944年、第二次大戦下のフランスで外科医として黙々と働く男。戦火の拡大にともない愛する妻と娘を娘の田舎へと疎開させるが、パルチザン狩りのドイツ軍小隊に娘は射殺、妻は焼き殺されてしまう。溢れそうになる血の涙と嗚咽をかみ殺しながら、怒りに震える男は単身で反撃、ドイツ軍を一人づつ処刑していく…。

『ハイ・フィデリティ』でメジャー・シーンに復活したスティーヴン・フリアーズ監督作品。イギリスの労働者階級を活写した描写が見事。主演のオドレイ・トトゥ目当てで観ると肩透かしを食らう、社会派の力作!

NY市警官トムの家に同居することになったローリーは、アイルランドから来た好青年。彼はトムの妻や娘ともすぐに親しくなるが……。異色2大スターの顔合わせによるサスペンス・アクション。