大介は宇宙科学研究所の所長、宇門源蔵の息子として育てられている。そして、牧野牧場のひかるや吾郎と友達になり、平和な生活を送っていた。だが、大介は、本当は地球の人間ではなかった。豊かな緑の星フリード星が、ヤーバン大王のひきいるヤーバン星の円盤群に攻められ滅された時、ガッタイガーで地球に逃れてきたのだった。そして、それから5年―。王女テロンナの率いる、ヤーバン星円盤大部隊が地球上に姿を見せはじめていた。彼らの目的は大介と名をかえたデュークフリードを探し出し、ガッタイガーを持ち帰ること。そして、テロンナには、もうひとつ幼い頃から慕情を交しあったデュークフリードを、もう一度フリード星に連れて帰りたいという望みも持っていた―。