ミヒャエル・エンデの名作ファンタジー小説を映画化。いじめっ子たちに追いかけられた少年バスチアンが、逃げ込んだ古本屋で手にした『はてしない物語』。読み進めるうちに、彼は不思議な小説の世界に引き込まれていく……。
オフ・ブロードウェイのヒット・ドラマの映画化。リアルなホモ・セクシュアルの世界を通して、男の孤独、疎外感、自己嫌悪の情を鋭く描く。製作・原作・脚本はマート・クロウリー、監督は新人ウィリアム・フリードキン、撮影はアーサー・J・オーニッツ、編集はジェリー・グリーンバーグが各々担当。出演は舞台の9人の男優を起用している。「屋根の上のバイオリン弾き」のレオナルド・フレイ、ケネス・ネルソン、クリフ・ゴーマン、フレデリック・コムズ、キース・プレンティス、ローレンス・ラッキンビル、ルーベン・グリーン、ピーター・ホワイト、ロバート・ラ・トゥールノウなど。
人形を使った腹話術で人気を博した元手品師のコーキーが、マネージャーの手をはなれ突然故郷へ帰ってしまう。彼はそこでかつての恋人である人妻ペギーと再会し愛を育むのだが、マネージャーはしつこくコーキーを追い回す。やがてコーキーは腹話術の人形に命令されるままにマネージャーを殺してしまう……。A・ホプキンス怪演のサイコ・スリラー。
1934年、イギリスの片田舎にある全寮制の女子高校。洗練された美しい校長ミス・Gはその妖しい魅力で女生徒たちの憧れの的だった。ダイビングチームに所属する女子生徒ディーらは、ミス・Gが語る異国の地の話やファッションの虜になり、校長の目をひこうとやっきになっている。そんなある日、スペインから貴族出身の美少女フィアマが編入してくる。ダイビングチームに加わったフィアマをミス・Gはすっかり気に入って特別扱いするが、他の女子生徒たちはこれに嫉妬し、フィアマを執拗にいじめ始める。
ニューヨーク。ある夜、哲学科の大学院生キャスリーン(リリ・テイラー)を謎めいた女(アナベル・シオラ)が呼び止める。女は「やめて」と言ったら許すとささやき、恐怖のあまりなにも言えないキャスリーンの首筋に噛みついた。やがてキャスリーンの身体に変調が。