強盗の計画を立てているカップルを導入部に、盗まれたトランクを取り戻そうとする二人組のギャング、ビンセントとジュールス。ボスの情婦と一晩のデートをするハメになるビンセント。ボクシングの八百長試合で金を受け取るボクサーのブッチ。誤って人を殺し血塗れになった車の処理に右往左往するビンセントとジュールス。ギャングのボス、マーセルスを軸としたこれらの物語がラストに向けて収束していく。

妊娠を機に殺し屋稼業から足を洗ったザ・ブライドは結婚式のリハーサルの最中、属していた組織のボスであるビルとその配下である4人の殺し屋から襲撃を受ける。婚約者である夫を殺され、妊娠していた彼女も凄惨なリンチにより、4年間の昏睡状態に陥るほどの重傷を負わされる。昏睡から目覚めたザ・ブライドは、ビルと4人の殺し屋への復讐に向けて動き始める。

 アメリカ中北部の田舎町を舞台に、偽装誘拐が引き起こす惨劇とそれに関わる人々の奇妙な姿を描いたユニークな犯罪ドラマ。  ミネソタ州ミネアポリスに住むカー・ディーラーのジェリー・ランディガード(W・H・メイシー)は借金返済のために自分の妻ジーンを誘拐し、会社のオーナーでもある義父から身代金をいただこうと考えた。誘拐を実行するのは、前科者の従業員から紹介された妙な二人組、カール(S・ブシェミ)とグリムスラッド(P・ストーメア)。だがジーンを自宅から誘拐した二人は、隣町ブレイナードまで逃げたところで、停車を命じた警官と目撃者を射殺してしまう。ブレイナードの女性警察署長マージ・ガンダーソン(F・マクドーマンド)は事件を追ってミネアポリスに赴くが、その間にも狂い始めた誘拐計画は次々と犠牲者を産んでいく……。  コーエン兄弟はその特異な作風で知られる、80~90年代アメリカ・インディペンデント映画界の雄だが、この作品はその真価がもっとも発揮された一編と言っていいだろう。実話を基にしているとはいえ、ほとんどは創作だというストーリー自体の面白さももちろんだが、個々のキャラクターのおかしさとさりげなくも効果的な台詞の数々は、ドラマの完成度を極限まで高めている。雪に覆われた白い町で起こる血みどろの物語。まさに“白のフィルム・ノワール”と呼んでもいい。カンヌ映画祭で監督賞に輝いただけでなく、アカデミーでは主演女優賞と脚本賞も獲得した逸品。

20世紀のどこかの国。情報省はテロの容疑者「タトル」を「バトル」と打ち間違えてしまい、無関係なバトル氏を無理やり連行していく。それを一部始終見ていた上の階に住むトラック運転手のジルが抗議をするも、全く相手にされない。 一方、情報局に勤めるサムは、このミスをなんとかするために試行錯誤していた。近頃サムは、夢の中でナイトの格好をして、美女を助け出すというおかしな夢を見ていたが、情報省に抗議に来ていたジルがその美女にそっくりだということに気づく。 ある日、サムが家に帰るとダクトが故障しており、非合法のダクト修理屋と名乗るタトルが勝手に直してしまう。サムはまた夢の中でサムライの怪物と戦い、美女を救う夢を見る。サムはジルの正体を知るために断っていた昇格を望み、友人であったジャックの元を訪ねる。そして、様々な事柄が複雑に絡まりあっていく。

武闘派ヤクザの山本は、その血の気の多さ故に組からも煙たがられるようになった。追われるように弟のケンを頼って舎弟の加藤とアメリカに渡った山本は、デニー達黒色系アメリカ人やメキシカンと手を組み、白人マフィアのボス達を血祭りに上げ、その勢力を拡大していく。しかし、加藤が自らの命と引き替えに白瀬達の日本人マフィアを山本の傘下に収めた頃から崩壊の序曲が始まった。

合唱部部長の岡聡実(おかさとみ)はヤクザの成田狂児(なりたきょうじ)に突然カラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないというのだ。狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」。聡実は、狂児に嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしかふたりの関係には変化が・・・。聡実の運命や如何に?そして狂児は最下位を免れることができるのか?

ゴジラシリーズ第3作。TTVの桜井と藤田は、TV番組の視聴率アップのため、“巨大なる魔神”を追って南海のファロ島を訪れた。その頃、北極海調査を行なっていた原潜シーホークは発光する奇怪な氷山と遭遇、その中からは休眠していたと思われるゴジラが現れた。桜井たちは強力な麻酔作用のある木の実と原住民の協力を得て、“魔神”ことキングコングの捕獲に成功する。しかし海上輸送の途中で目覚めたコングは単身で日本に上陸すると、同じく上陸していたゴジラに立ち向かっていった。

グレッグフォッカー(ベンスティラー)はやや不器用な看護師で、パム(テリポロ)への婚約を発表した後、両親と会うために両親と数日過ごす必要があります。 彼らの最初の会議は、特にグレッグがガールフレンドの厳格な父親(ロバート・デ・ニーロ)、CIAのために働いていた保護者の父親で育った疑いがあるため、あまり幸運ではありませんが、現在は退職しています 印象づけるのが難しい。 ジムは最初からグレッグを完全に拒否しますが、彼が彼をよりよく知るようになると、彼の拒否は絶対的な軽emptになり、彼のガールフレンドを愛し、良い第一印象を作りたいにもかかわらず、彼はより深く沈み、 彼自身の無能さの泥の奥深くに、そして彼は彼のガールフレンドの親relativeが彼に対して持っている恐ろしい意見を変えるために一生懸命に戦わなければなりません。

謎の円盤型飛行物体が地球に飛来し、事件を巻き起こす。テレビジャックにより人類にコンタクトを取ってきた「ミドリ人」と名乗る宇宙人は、巨大な脳に大きな目、骸骨のような口元の奇怪な緑色の生物だった。 見栄えばかりを気にするアメリカ大統領デイルは、政権内が穏健派と過激派にわかれる中、異星人を大々的なセレモニーで歓迎することにする。大統領の周囲は、ヒステリーな妻マーシャ、シニカルな大統領の娘タフィにお調子者の広報官ジェリー、楽観的なケスラー教授、ベトナム以来の鬼将軍デッカーという面々だった。

あんど慶周のギャグ漫画「究極!!変態仮面」の実写版第2弾。パンティをかぶった正義のヒーローの活躍を、パワーアップした必殺技の描写を加えて映し出す。監督の福田雄一をはじめ、前作の主要スタッフ&キャストが続投。 狂介(鈴木亮平)はパンティをかぶることで、超人パワーを持つ変態仮面に変身。悪と戦い続けていたが、そのことに複雑な思いを抱く恋人の愛子(清水富美加)は、狂介にパンティを返してほしいと言いだす。

看護師グレッグ・フォッカーと美人のパムは結婚間近のラブラブ・カップル。ようやく、パムの父親、元CIAの堅物頑固親父ジャック・バーンズの承諾も取りつけてホッと一息。最後の難関は、フォッカー家とバーンズ家両家のご対面。しかし、そこにはひとつ問題が……。グレッグはジャックに、父は弁護士、母は医者と伝えていたのだ。本当は、父バーニーは専業主夫、母ロズはセックス・セラピストなのに! 予想通り、両家の初顔合わせはとんでもない大激突に! 果たして、グレッグとパムは無事結婚出来るのだろうか!?