リッチでプレイボーイな敏腕刑事マイク・ローリーと、彼の相棒で家族想いな刑事マーカス・バーネット。数々の共同捜査を乗り越え、“バッドボーイズ”として活躍する2人だったが、マーカスが危険な職務からの引退を決意。一人になったマイクは上司からの指令を受け、若手エリートたちとチームを組むことになる。新チームで事件の捜査に臨むマイクだったが、彼に因縁を持つ何者かによって命をねらわれる・・・。
ミネソタ州の小さな町にある本屋で、飼い主リンダと仲良く暮らすインコのブルー。読書家で人間顔負けの博識ぶりを誇る彼だが、屋内で育ったために飛び方を知らずにいた。そんな中、リンダのもとをブラジルの鳥類学者チュリオが訪問し、ブルーが絶滅危惧種のアオコンゴウインコだと告げる。絶滅回避のためにリオデジャネイロの研究施設へ来てほしいという頼みを受け、ブラジルへと向かうリンダとブルー。施設で出会った同じ種のジュエルに心ときめくブルーだが、施設に侵入した何者かによってジュエルと共に密売団へと引き渡される。
裕福だけれど金にうるさい父親から信託基金のお金を引き出すため、狂言誘拐を計画する娘。気の弱い青年は彼女の計画に巻き込まれ、彼の災難が幕を開ける。
パプア・ニューギニアの熱帯雨林の奥地に存在する、巨大な洞窟体系「エスペトリ・エサーラ」。地球上で最も大きく、美しく、近づきがたい、その場所は人が足を踏み入れてはいけない聖域であった。そんな洞窟の謎を解き明かそうと、大富豪の実業家カールのスポンサードを受け、経験と判断力を誇る冒険家フランク率いる探検隊が、ハイテク装備とダイビングを駆使した調査に挑む。
アラスカ州の田舎町ペンバートン。例年の如くマイアミから休暇を過ごしに遣って来た動物学者ロジャー・サマーズは、渡り鳥の異常行動に不安を覚える。気候災害の前兆かも知れない。 そんな折り、森の中で隠遁生活を送るヒューズ博士と出会う。彼は嘗て、地球温暖化による影響を声高に叫んだ環境学者だった。けれど、過激な発言が疎まれて学会から無視された挙げ句に、ハリケーン《カトリーナ》で妻子を失ってからは、すっかり厭世的になっていた。 ロジャーは、ヒューズ博士の唱えて来た気候災害が現実のものになったと直感する。 観測所で得られたデータと凍りついた研究員の遺体から、上層から超低温の大気が地上に降りて来て、嵐のように吹き荒れる現象が局地的に発生していることを突き止める。然もその現象は次第に大きくなり、世界各地で猛威をふるうだろうと予測できた。 ロジャーは、一緒にアラスカに来た家族を救おうと町に戻る。 一方、ヒューズ博士は、何とかデータを政府に送って然るべき対策を取って貰おうと行動を開始する。